big-sugarのミリオンマイラーへの道

ANAのミリオンマイラーを目指してます

羽田⇔ロンドン修行(ミリオンマイラー修行その11)

羽田-ロンドンタッチ修行

ロンドンへ向かうTHE Room搭載のB777-300ER

今回は東京からロンドンの往復の修行です。
ロンドンでは、ヒースロー空港の周辺で飛行機の写真を撮影する予定です。気になるのは天気と風向きですが、それはまた後ほどお話しします。

 

 

今年2度目のロンドン

羽田からロンドンの便が第2ターミナルから出発するようになってから2度目のヒースロー行きです。第2ターミナルからの便数がまだまだ少ないので、ターミナルのお客さんの数はそれほど多くありません。ファーストクラス、ダイヤモンドメンバーが使うRカウンターも私一人しかいませんでした。セキュリティにも列は出来ておらず、出国審査に至っては、自動化ゲートが稼働しておらず有人の対応でしたが、私の前に一人だけという感じでした。朝の早い時間だったということもありますが、これだけの設備があるのにもったいない感じがします。

Rカウンターは利用者が誰もいなかった

スイートラウンジにも行きましたが、ここもガラガラでシャワーを浴びて、ダイニングでクロックムッシュをいただき、バーカウンターにも寄りましたが、とても空いてました。バーカウンターではここだけのカクテル「インスピレーション」をいただきました。ANAの二本のブルーラインが入った映えるカクテルです。薄い水色のラインはゼリーで出来ていて、グラスを斜めに傾けてゼリーを固めるので、一日あたりの数も限定だそうです。

ANAオリジナルカクテル"インスピレーション"


軽く酔いが回ったところで搭乗口に向かいます。第2ターミナルの国際線はボーディングブリッジのあるゲートが3つしかないので、昨年末のシドニー便のときにはバスゲートからの出発だったのですが、今回はボーディングブリッジからの搭乗です。

搭乗口は71番

 

ロンドンに向けて出発

お客さんの数が少なかったためか、搭乗にはあまり時間がかからず出発しました。滑走路まで少し時間がかかりましたが、離陸後は大きな揺れも少なく順調に安定飛行に入りました。
程なくして機内食が始まりました。今回は和食を事前にオーダーしています。最初にアミューズとしてANAオリジナルスティック、パストラミチキン オリーブとチーズをスクリュードライバーで頂きましたが、スクリュードライバーのアルコールがキツすぎてイマイチでした。

ANAオリジナルスティック パストラミチキン オリーブとチーズ


続いて前菜の松竹梅盛り、北寄貝と菊花五色膾、野菜と煮豚の胡麻クリームかけを頂きましたがこのときには日本酒に変更しています。ANAの機内食は洋食の場合は前菜よりも主菜が華やかですが、和食のときは主菜よりも前菜が華やかになります。松竹梅盛りや北寄貝と菊花五色膾なと盛り付けがとても華やかで食べていて楽しくなってしまいます。また、この前菜と日本酒の相性が抜群です。日本酒はおかわりしてしまいました。

前菜の松竹梅盛りと北寄貝と菊花五色膾と野菜と煮豚の胡麻クリームかけ


楽しい前菜の次は主菜です。主菜は焼蓮根豆腐と和牛煮と金目鯛味噌幽庵焼きでした。こちらは日本酒よりはご飯との相性がよく、ご飯をおかわりしたいくらいでしたが、ここで食べるとその後の軽食が食べられなくなるのでやめておきました。

焼蓮根豆腐と和牛煮 金目鯛味噌幽庵焼き

一通り食事が終わるとデザートが出てきますが、デザートで甘いものを食べる前に軽食を頼みました。この便の軽食は「ヘルシーカツカレー丼」です。コンニャクおからで作ったカツは食感がお肉のカツそっくりで食べたときの満足感が高いです。しかもおからなのでカロリーが低いという丼です。ちょっと残念だったのは、カレーソースに何も具が入ってなかったこと。カツがあるからそれで十分なのかもしれませんが、食べててちょっと物足りない感じがしました。このカツカレー丼を食べた後に取ってあったデザートを食べて、機内食1回目は終了です。

食後の軽食 ヘルシーカツカレー丼

 

オーロラチャレンジ


さて、ここからがこの旅の本番です。欧州便はウクライナの軍事衝突前はロシア上空を飛行していたので、あまりオーロラを見ることはありませんでした。しかし現在はアラスカから北極海の方を回るためにタイミングが合えばオーロラを見るとこができます。前回のブリュセル行きのときは残念ながらオーロラを見ることができませんでしたが、諦めずにこの便でもチャレンジです。CAさんにオーロラが見えたら起こしてもらえるようにお願いして、その時を待ちます。そしてアラスカのだいぶ北の方を飛行中に、ついにオーロラを見ることが出来ました!

オーロラが見えたのはこのあたり


残念ながら暗くて写真に撮ることは出来ませんでしたが、確かにこの目で見ることが出来ました。オーロラは薄い緑色の布のように、ゆらゆらとゆっくり形を変えてました。30分くらいの間見ることが出来ました。
オーロラが見れたことで興奮して、ななか眠れませんでした。2回目の機内食のときにCAさんが「あんなに大きなオーロラを見たのは初めて」とおっしゃっていたので、(私は小さいオーロラと思いましたが)あれでも大きい方なんだと思いました。

 

ロンドン到着


2回目の機内食は和食の白甘鯛ちり蒸しと野菜の煮しめを頂きました。ホントはあまりお腹が減ってなかったのですが、これからイギリスに入国しホテルに行っても夕食を取らなくて済むようにと、ちょっと無理して食べました。

無理して食べた白甘鯛ちり蒸しと野菜の煮しめ


朝食を食べ終わると、間もなく着陸です。前回ヒースロー空港に着陸したのは3週間前ですがあのときは夜間だったので景色がよく見えませんでした。今回は日の入り前の着陸だったので、明日の写真撮影の場所を確認しながら着陸できました。

次の日写真撮影する"芝生公園"


コロナ前は質問がたくさんあって厳しいと言われたイギリスの入国ですが、今は日本のパスポートなら自動化ゲートで入国できるのでスムーズです。ホテルは空港直結のホテルにしました。直結と言っても第4ターミナル直結なので、ANAが到着した第2ターミナルからは電車を使って移動しなくてはならず、到着から1時間くらいでチェックインしました。

 

2日目は飛行機撮影

 

翌日はヒースロー空港周辺で飛行機の撮影をしました。天気は曇りで風も強く寒かったのですが、こんなコンディションの中でも、私と同じように飛行機の写真撮影をしている人がいました。どこの世界にも似たような趣味を持った人がいるもんだな、と感心しました。
飛行機の撮影は「芝生広場」という撮影ポイントで行ったのですが、ここでは西よりの風で15時以降じゃないと撮影できません。正確に言うと、いつでも撮影はできるのですが、15時よりも前の時間は滑走路が離陸専用になるので高い位置を飛んでいくため、芝生とのコントラストのある写真が撮れません。また、西よりの風でないときは、滑走路の反対側から飛行機が入って来るので、全く撮影できません。そんな理由から西よりの風で15時以降を狙っていたのですが、これまで3回行って3回とも東よりの風だったのです。ヒースロー空港周辺は西よりの風の確率が70%位なのに3回連続で外して、ようやく今回撮影する機会を得ました。オーロラと言い写真撮影と言い、今回の旅はラッキーな事が多いです。

芝生広場にて
ヒースロー空港ラウンジ


飛行機の撮影も終わり、ホテルに一旦戻って荷物を受け取ると、再び第2ターミナルに向かいます。イギリスの出国は審査がないので、飛行機のチェックインをオンラインで行うとパスポートを出さずに搭乗ゲートまで来ることができます。今回は前回入れなかったエアカナダのラウンジに行こうと思ったのですが、なんとこの時間は既にクローズでした。おそらく自社便の出発が済んだらクローズしてしまうのだと思います。前回入ろうとしたときは、利用する便の出発3時間前にならないと入場出来ないと断られ、今回3時間前に行ったら今度はクローズてす。ロンドンてANA便に乗る限り、エアカナダのラウンジは利用出来そうもありません。仕方がないのて、ラウンジはユナイテッド航空のラウンジを使いました。広さやシャワーブースの数などがシンガポール航空のラウンジより良いのですが、エアカナダのラウンジに行ってみたかったです。

今回も行けなかったエアカナダのラウンジ
帰国便に搭乗


ANA便の搭乗口に着きましたが、この便はいつも予定時間には搭乗開始しません。必ず遅れて開始し、必ず出発も若干遅延します。ても羽田空港到着はほとんどの場合早着するので、ダイヤそのものをもっと遅い時間の出発に変更すればいいのにといつも思います。

定刻の表示でも必ず遅延する


さて、今回も予定通り遅延して搭乗開始し予定通り遅延して出発しました。安定飛行に入り、早速機内食が始まります。今回は往路も復路も和食で統一しました。日本発の和食とロンドン発の和食、ケータリングサービスの腕比べです。アミューズに続いて前菜が来ました。前菜は鴨味噌焼きや海老芝煮で彩られています。

華やかな前菜


正直、ロンドン発の和食にはあまり期待してなかったのですが、なかなかどうしていい味出してます。日本酒との相性も良かったです。3週間前のロンドンから羽田の便では、洋食のステーキにしたのですが中まで完全に火が通っていて硬く、あまりいい印象がなかったのですが、今日の和食はなかなかです。前菜に続いて主菜の鰤酒蒸し 大根おろしあんもしっかりとした味わいでとても美味しかったです。羽田発とロンドン発、和食に関して言えば五分五分と言ったところでしょうか。

主菜の鰤酒蒸し 大根おろしあん
軽食はイマイチ


食後のデザートが来たのですが、ここでも先に軽食を頼みました。以前にロンドン発の便で牛肉とピーマンのオイスター炒め丼というのがすごく美味しかったので、実はロンドン発の軽食は期待していました。今回は"鶏照り焼き丼"という丼だったので楽しみにしていたのですか、これは正直期待外れでした。タレが肉にしかかかっておらず、ご飯が完全な白米みたいになっていたのです。日本人の感覚としては、丼の具のタレはご飯にかかっていて欲しいものですが、そのあたりの指示が東京からロンドンにはなかったのでしょうか?機内食の和食の味が良かっただけに残念でした。

イマイチだった軽食"鶏照り焼き丼"
CAさんに起こされる


期待外れだった丼の後でデザートをいただくと、お酒と疲れもあって猛烈に眠くなりました。すっかり爆睡してしまい、羽田到着の1時間ほど前にCAさんに起こされました。慌てて朝食の洋食を注文し、かき込むように食べました。

急いで食べた朝食"鮭塩焼きとひじき煮"

急いで食べたあとに思わぬプレゼントがCAさんからありました。ヒースロー空港近くの芝生広場で飛行機の写真撮影をしている話をしたのですが、それをモチーフにしたプレートをいただきました。芝生をイメージした緑色は飴を溶かして作ってくれたそうです。お誕生日フライトなどのお祝い事の搭乗時にプレートをいただいたことはありますが、何もない普通の搭乗でプレートをいただいたことはほとんどありません。とでもいい思い出になりました。

芝生広場での写真撮影をモチーフにしたプレート

ロンドン便の機材はB777なのですが、B787のペーパークラフトしなかったので・・と申し訳なさそうでしたが、とても嬉しかったです。

そうこうしているうちに程なくシートベルト着用サインがついて羽田に到着です。やっぱり羽田到着は早着でした。

羽田のC滑走路に着陸

 

それでは今回のロンドンタッチ後のライフタイムマイルです。

目標のミリオンマイラーまであと残り53万5849マイルです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。