big-sugarのミリオンマイラーへの道

ANAのミリオンマイラーを目指してます

クアラルンプール タッチ(ミリオンマイラー修行その35)

クアラルンプールタッチ

今回は東京からクアラルンプールに向かい、空港から一歩も外に出ず、マレーシアに入国もしないでまた東京に戻るという「クアラルンプールタッチ」修行です。

スターアライアンス塗装機に搭乗
2週間で2回目の修行

2週間前にシンガポールからクアラルンプール経由で羽田への修行をしたばかりですが、今回はクアラルンプール往復のタッチ修行です。

タッチ修行と言っても滞在時間数時間のタッチではなく、クアラルンプールに深夜に着いて、次の日の昼過ぎの便で帰って来るタッチです。クアラルンプールでは入国せずに空港内のトランジットホテルに泊まるので、「タッチ感」はあります。

プライオリティパスで「やきすき」

成田空港を14時過ぎに出発する便でクアラルンプールに向かいますが、その前にプライオリティ・パスで「焼きすきやんま」さんで食事を取りました。このお店はプライオリティ・パス専用メニューが用意されていて、客の半数以上が同じメニューを食べてました。レストラン利用が制限されたカードもあるプライオリティ・パスですが、私のプライオリティ・パスはまだ何の制限も受けてないので、レストラン利用ができます。「やんま」さんの食事は上質の牛肉を使った「焼きすき」で、口の中で肉がとろけていく感覚を味わえました。

Zカウンターでチェックイン

食事をした後で成田名物Zカウンターのスイートチェックインで往復分の搭乗券をもらいました。クアラルンプール発券どうしを繋ぎ合わせて往復にしているので、別切りのチケットですが、乗り継ぎ扱いに変更してもらうことで往復の搭乗券発券が可能となりました。クアラルンプールのトランジットホテルは乗り継ぎの搭乗券をチェックイン時に提示する必要があるのですが、これで大丈夫です。

出国後、スイートラウンジにいきましたが、食事をしたばかりで、機内でも機内食を頂くので、ラウンジでは飲み物だけ頂いて搭乗しました。

雨の中を出発
搭乗機はスタアラ塗装機

今日のShipはB787-9スターアライアンス塗装機です。このスターアライアンス塗装機に搭乗するのは2回目です。前回は成田-シンガポールで搭乗しました。外は小雨に変わっており、すっかり暗くなった雨の中を離陸です。上昇中は比較的安定した飛行で安定高度に達したときから機内食が始まりました。今回は洋食の魚料理をオーダーしています。アミューズはいつもと同じANAオリジナルナッツチリパイスティックとパストラミチキンとチーズですが、ドリンクは初めて焼酎を頼んでみました。普段は焼酎は飲まないので、人生3度目の焼酎です。やはり香りがキツいのですが、のど越しはよかったです。パイスティックとの相性もよかったと思います。

いつものアミューズ
珍しく魚料理を選択

前菜はサーモントラウトのコンフィ パースニップとカリフラワーピューレ 鴨のローストとキャロットサラダで見栄えがよく、これは白ワインで頂きました。

見栄えのよい前菜

主菜は鱸のローストハーブ風味 アクアパッツァ仕立てです。これは白ワインのリースリングで正解でした。アクアパッツァは味付け自体に白ワインを使うことが多いので、白ワインばベストマッチですね。デザートは普段はあまり食べないのですが、今日はお腹もすいていたのでプルミエマロンを頂きました。さすがにこれはアルコールではなくコーヒーと一緒にいただきましたが、赤ワインあたりがもしかすると相性もよいかもしれません。

主菜は魚料理
カレーはビーガンではなかった

今日はこのままクアラルンプールの空港ホテルに素泊まりの予定なので、もうちょっと食べておこうと思い、軽食を頼みました。帰国の機内でよく出る凝縮感の高いビーガンカレーは搭載しておらず、チキンとマッシュルームのカレーをオーダーしました。これはこれで美味しいのですが、やはり醍醐のビーガンカレーには勝てないと思いました。

ビーガンではない普通のカレー

カレーを食べたあとはまだ足りない感じがして、スモークチキンと味噌ジンジャーソースサンドイッチも頂きました。最後にカフェイン抜きのデカフェコーヒーをいただき、食事は終了です。東南アジア路線は機内食が1回だけですが、軽食のバリエーションもあるので、大食漢でも満足いく食事内容だと思います。

〆のサンドイッチ

コーヒーを飲み終わると、もうクアラルンプールまで1時間程度となりました。着陸もあまり揺れずにクアラルンプール空港に到着です。

 

トランジットホテル

ここでは入国せずにトランジットホテルに1泊して翌日の羽田行きで帰国する予定です。トランジットホテルの場所をよく確認しないで来たのですが、なんと到着したゲートの隣がトランジットホテルの入口でした。クアラルンプール空港のサテライトは十字型をしていてよく迷いやすいのですが、移動距離2メートルでホテルに到着です。

左の扉がゲート出口、右がホテル入口

このホテル、予約時にチェックインの時間を聞かれず、宿泊プランが12時間のものだったので、チェックアウトが何時なのかよくわかりませんでした。翌日の羽田行きが14時の出発なので、チェックアウト9時とか言われると暇を持て余すなぁ、と考えていたら帰りの搭乗券(成田で発券してもらった)を見て「チェックアウトは12時です」と言われてホッとしました。どうやら、乗り継ぎのフライトの時間に合わせて臨機応変にチェックアウトの時間を調整してくれるみたいで、私の場合は午前0時から正午までの12時間の滞在ということになりました。

このトランジットホテル、施設はかなり古い感じで居心地はイマイチでしたが、入国と出国の必要なし、長い距離を移動する必要なしで着いたらすぐ部屋で休めるということで、施設の古さは我慢ですね。あまり寝られずに動画を見て過ごしましたが、利便性だけはよかったです。

 

まさかの同じスタアラ塗装機

翌日は同じ飛行機で帰る運用になってました。東京とクアラルンプールは羽田と成田からのフライトがあり、普段は夕方の成田発がクアラルンプールに到着すると、翌朝早朝の成田行きで折り返すのですが、なぜか今日は成田発で来た飛行機が翌日14時の羽田行きで戻る運用のようです。ということで、昨日到着したのと同じゲートから出発です。このゲートはトランジットホテルのすぐ隣なので、結局マレーシアでの移動距離は20メートルにも満たない距離で帰国する感じです。さすがにこんな滞在は今までなかったです。

まさかの同じ機体
帰国便では食べまくり

帰りのフライトも離陸は安定していました。天候もよく上昇後すぐに機内食が始まりました。最初にアミューズはチキンサラダのプロフィットロールとスモーク鴨 パプリカとナッツのソース です。このプロフィットロール、サンドイッチの小さい感じのツマミで、一口で食べ終わってしまうような大きさです。ゆっくりの飲み物と一緒に食べたいのですが、一口で終わるので次の前菜まで時間を持て余すことになります。

一口でおわってしまうプロフィットロール

前菜は海老のマリネ ヨーグルトミントドレッシングとタイ風ビーフで、味付けも東南アジアならではの味です。これは白ワインでいただきました。レモンを焼いたものが添えられていたのですが、これは食べるものなのでしょうか?絞ってレモン汁をかけるのであれば焼かないと思うので、食べるもの?どなたか知っていたら教えてください。

焼いたレモンは食べるもの?

主菜は牛フィレ肉のステーキ タイムグレイビーソースです。機内食ではよく出てくるメニューですが、出発地によってお肉の柔らかさがバラついており、傾向としてフランクフルトやロンドン発のフライトだと硬くて美味しくありません。クアラルンプール発でステーキをチョイスしたのは初めてなので肉の柔らかさが気になってましたが、食べてみるとかなり柔らかくて美味しかったです。肉厚なのも海外発ならではでした。

肉厚なステーキ

ここでデザートの時間ですが、今回は軽食を食べたいのでデザートはパスしました。

醍醐のビーガンカレー

軽食はお待ちかねの「醍醐のビーガンカレー」です。野菜を煮込んだ水分だけで作ったという凝縮感の高いカレーでこれをビールではなく赤ワインでいただきました。凝縮感の高いカレーなのでワインの方が合うかなと考えてオーダーしましたが、これが正解でした。「醍醐のビーガンカレー」はレトルトでも買えるみたいですが、1300円するそうです。

お待ちかねのビーガンカレー
ローカルフードを堪能

デザートを食べない代わりに軽食をもう一つ頼みました。「シーフードフライドライスヌードル」です。これはクアラルンプール発のフライトにしか搭載されてない機内食で、海外発のフライトだとこのようなご当地メニューが軽食で出されることがあるので、今回は食べてみたいと思っていました。味付けはマレーシア風を期待していたのですが、醤油ベースの日本風に近い味付けでした。これはこれで美味しかったです。このシーフードフライドライスヌードルは5食分しか積んでないらしく、「もし、最後に余っていたらもう1回オーダーしたい」とCAさんに伝えていたところ、着陸前のサービス終了の時間間際にもう1回お代わりをすることができました。とても美味しかったのでクアラルンプール発の便に搭乗される方は是非お試しください。おそらく期間限定だとは思いますが。

2食も食べてしまったシーフードフライドライスヌードル

2回目のシーフードフライドライスヌードルを食べ終わるともう着陸態勢です。定刻よりも10分の早着でした。

 

さて、最後にライフタイムマイルの確認です。

目標のミリオンマイラーまで残りあと453209マイルです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

クアラルンプールから羽田への修行(ミリオンマイラー修行その34)

本当はシンガポールから羽田

クアラルンプールから羽田のShipはB787-9

今回はクアラルンプールから羽田への修行です。実際はシンガポールからクアラルンプール乗り継ぎで羽田なのですが、シンガポールからクアラルンプールはシンガポール航空なので、ミリオンマイラー修行の対象外のため割愛します。

 

クアラルンプール空港のラウンジで過ごす

クアラルンプールにはANA便出発の4時間前に着きました。4時間あればラウンジホッピングしたいところですが、前回来た時にtravel clubというラウンジの受付で「ラウンジは搭乗便の出発3時間前からじゃないと入室できない。また、ここに入ったら他のラウンジには入室出来ない」とウソみたいなことを言われたのでどこか一つのラウンジに出発4時間を切ってから入ろうと考えてました。シンガポールからの飛行機が遅れたので、入室は3時間20分前になり、結局ラクサをカウンターで作ってくれるマレーシア航空のゴールデンラウンジに入室しました。

ゴールデンラウンジのラクサ(味はイマイチだった)

このゴールデンラウンジですが、いつも冷房がガンガン効いていて、30分もすると震えてくるくらい寒いのですが、それを見越して、今回は少しだけ厚手のものを着てきました。それでもラウンジ出る時には震えてました。ゴールデンラウンジ恐るべし。楽しみにしていたラクサですが、麺をよくほぐさないまま作られてしまい、全然美味しくありませんでした。いくらカウンターで作ってくれると言っても、作る人に依ってダメな時もあると感じました。

優先搭乗は有名無実化?

クアラルンプール空港はシンガポールのチャンギ空港と同じく、搭乗ゲートの待合室に入る時にセキュリティチェックが行われます。搭乗券のチェックもその時に行われるため、日本の空港みたいに搭乗開始時にゲートで搭乗券をチェックしません。そのため優先搭乗もいい加減で、優先搭乗のアナウンスがあると、チェックなしに搭乗が出来てしまいます。知ってる人は最初の優先搭乗案内で乗ろうとするので、ダイヤモンドメンバーの優先搭乗時に信じられないくらいの人が乗り込む時があります。もう少し秩序を保った搭乗を確保して欲しいと思うときがあります。今回も何人かは、「この人ダイヤモンドメンバーじゃないよな」という人が止められることなく搭乗してました。搭乗券の目視確認くらいはやるべきと感じます。

いよいよ離陸
ウエルカムドリンクが違います

搭乗すると、ウェルカムドリンクのサービスがあります。ANAのビジネスクラスのウェルカムドリンクはスパークリングワインとオレンジジュースが定番ですが、クアラルンプール発の便はグアバジュースが提供されます。これが美味しいので楽しみにしてました。

まずはアミューズから

出発はほぼ定刻でした。離陸してしばらくすると安定飛行に入り、機内食が始まりました。まずは白ワインでアミューズを頂きます。今日のアミューズはチキンサラダのプロフィットロールとスモーク鴨、パプリカとナッツのソースです。スモーク鴨はイマイチ白ワインには合いませんでしたが、チキンサラダのプロフィットロールが美味しかったです。

アミューズは白ワインで
和食で日本酒飲み比べ

今回は和食を選んだので、前菜は華やかな料理が並びました。お酒は日本酒で南部美人と惣誉の飲み比べをします。南部美人は甘い日本酒で肉料理とよく合いそうです。一方で惣誉は香りが強く、魚料理があれば更に美味しく頂けそうです。

和食の前菜で日本酒飲み比べ

岩手のお酒「南部美人」

栃木のお酒「惣誉」
ご飯が違います?

主菜は鶏味噌漬け焼きですが、これは日本酒でもいいですが、ご飯と一緒に頂くのが一番美味しかったです。ところで、このご飯ですが、形から見て日本の米ではないと思いました。日本の米は短粒米がほとんどですが、よく見るとアジアでよく見かける、長粒米でした。でも炊き方がよいのか、味は日本で食べるご飯と遜色ないものでした。海外発の便なので、調達しやすい現地のお米を使うようにしたのかもしれません。

ご飯がちょっと違った?
デザートもいただく

食事が終わるとデザートです。普段はこの時点でお腹いっぱいになり、軽食を後で注文する前提でデザートは食べないことが多いのですが、今日はまだ食べられそうな気がして、フルーツ盛り合わせをデカフェコーヒーと一緒に頂きました。フルーツとデカフェコーヒーは合うのか分かりませんでしたがどうしてなかなかよかったです。

フルーツはコーヒーといただく
ローカル食は美味しかった

フルーツまで頂いて、少しお腹も落ち着いた頃を見計らって軽食を頼みました。クアラルンプール発の便だけに搭載されているシーフードフライドライスヌードルです。麺が米の麺で、おそらく魚醤で味付けしてあるのだと思いますが、日本人の口にもよく合う味でした。現地発のローカル料理は4食程度しか積んでいないので、本当はおかわりしたいくらいでしたが、我慢しました。

クアラルンプール発でしか食べられないシーフードフライドライスヌードル
おかわりしておけばよかった

着陸の1時間前になると機内の明かりが明るくなり、サービスがこれで最後になることがアナウンスされましたが、誰もシーフードフライドライスヌードルはオーダーしてなかったです。やっぱりおかわりしておけばよかったと後悔しましたが、また次にクアラルンプール発の便に搭乗したときの楽しみに取っておきたいと思います。

D滑走路を横目に見ながら着陸

 

それではライフタイムマイルの確認です。

目標のミリオンマイラーまで残りあと45万6554マイルです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ジャカルタへの修行(ミリオンマイラー修行その33)

羽田第2ターミナルからジャカルタへの修行

 

今回は羽田からジャカルタへの修行です。ジャカルタは意外と遠く、シンガポールよりも飛行時間がかかります。

 

第2ターミナルで自分で作る海鮮丼

ジャカルタへの便は羽田の第2ターミナルから出発です。朝の便なのですが、スイートラウンジでは、期間限定の自分で作る海鮮丼をやっており、酒の肴として頂きました。

ラウンジのバーでカクテルを頂く

第2ターミナルのスイートラウンジですが、バーとダイニングが別のフロアになっており、ダイニングの食事をバーに持ち込んで酒の肴にすることができません。いつもツマミが淋しいバーだったのですが、海鮮丼で飲めるということで、八仙と満寿泉という2つの日本酒を美味しく頂きました。

自分で作る海鮮丼
隣のゲートは国内線?

搭乗口に向かいましたが、今回の搭乗口は普段は国内線用の搭乗口として使われているところでした。国際線が第2ターミナルに移ってきて、午前中は国際線の搭乗口として使われていることになります。ジャカルタの隣の便は高松行きという表示があり違和感を感じました。

ジャカルタ行きの隣の搭乗口は高松行き?
ビジネスクラスはWiFi無料に

搭乗すると早速CAさんからWiFiのクーポンカードをいただきました。今年の8月終わりあたりからANAのビジネスクラスは機内WiFiが無料で使えることになり、そのためのクーポンカードです。このカードに書かれているパスワードを入力することで搭乗中のWiFiアクセスが無料になります。但し配られるのは1枚だけなので、2台以上の機器をWiFi接続するには2台目以降はこれまで通り有料です。搭乗中に使ってみましたが、動画サイトにはアクセスできないみたいでした。また、ときどき接続が切れてしまうこともありましたが、無料なので文句は言えませんね。

WiFiが無料になるクーポンカード

 

欧米路線の機内食をチョイス

 

離陸して安定高度に達したところで機内食が始まりました。

上昇中には富士山が見えた

 

ANAのアジア路線では、機内食を事前予約するときに欧米路線の機内食をオーダーできます。アジア路線と比べて欧米路線の機内食の方が豪華なことが多いので、基本的に欧米路線の機内食をオーダーしています。本当の欧米路線では和食、肉料理、魚料理から選べるのですが、アジア路線で事前オーダーする場合は選べません。今回は和食が自動的にチョイスされますが、この和食が料亭「奥田」とのコラボした和食でした。1年に1回程度、奥田の和食が出されるのですが、この和食がとても美味しいので選べるときはいつも選んでいます。

「奥田」の和食を頂く

早速前菜が来ましたが、盛り付けも大変美しく味も上品な感じがしました。和食なので日本酒で頂こうと思い、2種類の日本酒の飲み比べをお願いしました。今回の日本酒は栃木の惣誉と岩手の南部美人の2種類です。どちらも和食にピッタリのお酒だったのですが、特に南部美人は野菜の料理にはよく合うなと感じました。

盛り付けも美しい奥田の前菜

続いて主菜の登場です。主菜はかますエリンギ巻きと牛角煮です。魚料理と肉料理の両方が味わえる主菜で、これも日本酒でいただきました。日本酒で頂く和食はとても味わい深く、記憶に残る美味しさだったのですが、この料理が一番合うのはやっぱりご飯だと思いました。日本人に生まれてきてよかったと感じる瞬間でした。

主菜は肉と魚の両方が味わえた
デザートは全路線共通

デザートは欧米路線のデザートというわけではなく、どこの路線も同じデザートが出されます。今回はプルミエマロンをいただきました。飲み物にはコーヒーを頂きました。マロンケーキにコーヒーは相性もよかったです。

デザートはマロンケーキ

最後にコーヒーをおかわりして食事は終了です。搭乗時間の長い欧米路線ならここから軽食を頂くところですが、7時間弱の搭乗時間の路線なのでこのあたりで食事は終わりにします。実はジャカルタに着いた後、シンガポール航空でシンガポールまで乗り継ぐのですが、その機内でも機内食が出るので少し控えました。

 

まるで深夜便

機内は全てのシェードが降りて(液晶のシェードなので降りてるのではなく暗くなってるが正しい表現ですが)明かりも消されて深夜便のように暗いのですが、実際は窓の外は昼間です。でも暗くなったので少しだけ横になりました。せっかくのフルフラットシートなので、利用しない手はありません。

 

ジャカルタは霞んでいた

仮眠から目覚めると、もうジャカルタは目の前でした。外を見ると遠くまで霞んでおり、空気があまりきれいではないことをうかがわせます。

どこまでも空気が霞んでいる

発展の著しいインドネシアの活力を垣間見る気がしました。着陸に向けても大きく揺れることはなく安定した状態で着陸しました。ここからシンガポールに国際線から国際線の乗り継ぎです。ジャカルタ国際空港の国際線どうしの乗り継ぎは、他の空港と違ってものすごく面倒な手続きがあるのですが、ここでは本題から逸れるので割愛します。ジャカルタからシンガポールまでのフライトもANAではないのでミリオンマイラー修行ではないため割愛です。

スカルノハッタ空港に到着

 

それではライフタイムマイルの確認といきたいところですが、帰りのシンガポールからの便と合わせての確認のため、今回はこれも割愛します。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

ミュンヘンから羽田への修行(ミリオンマイラー修行その32)

ミュンヘンからの帰国

ミュンヘンから羽田はB787-9

今回はミュンヘンから羽田への修行です。ミュンヘン発が午前中で羽田には翌日の早朝に着くダイヤです。翌日はそのまま会社に行くので、機内でどれだけゆっくりと休めるかがポイントとなりそうです。

まずはビールを1杯

ミュンヘン空港は空港内で醸造されたビールを飲めるレストランがあります。半年前に来た時はクローズしていたのですが、今回見たら営業していたので、チェックイン前にビールを一杯飲んでから出発となりました。

まずはビールを1杯!

ミュンヘン空港のセキュリティとイミグレーションは毎回すんなりとは通してくれないことが多いのですが、今回は手荷物の折りたたみ傘が引っかかりました。カバンから出せと言われて出すと、TDSチェックされました。TDSとは、違法薬物とか爆発物の検知器で、荷物を専用の用紙で拭いて検査機にかけます。結果はもちろん問題なしでしたか、折りたたみ傘に薬物を仕込んで持ち出そうとする人が多いということだと思います。今後は折りたたみ傘はなるべく預け入れに入れたいと思いました。

ラウンジは食べ物少な目

時間があったので、ルフトハンザのラウンジに行きましたが、朝食の時間帯のためか、食べ物の種類は少なかったです。ホントはここでサラダを食べたかったのですが、トマトと人参しかありませんでした。

ラウンジでは野菜を少しだけいただく

搭乗の時間になり、搭乗ゲートで搭乗券をかざしてゲートを通ろうとするとゲートが開きません。係員のいるカウンターに行き搭乗券をスキャンすると「未チェックイン」の表示が出ました。ナゼ?搭乗券があるのに未チェックイン?よくわからなかったですが、係員が端末を叩いて「問題なし」とのことで搭乗しました。セキュリティチェックの件といい、ゲートを通れない件といい、タダでは乗れないミュンヘン空港恐るべしです。

ミュンヘン発の肉料理は硬いのか?

この日は天気もよく、離陸後比較的早い時間でシートベルトサインが消えました。

航路上の天候はよかった

ANAのビジネスクラスは、最初の飲み物を出してからメニューを聞くときと、メニューを聞いてから飲み物を出す時があるのですが、今日は飲み物が先でした。白ワインと一緒にアミューズのフォアグラボールピスタチオを楽しんだあとにメニューを選びます。

フォアグラボールピスタチオは美味しかった

海外発の便は洋食がいいと言われますが、洋食の肉料理だと肉が硬いことがよくあり、和食にすればよかったと後悔します。最近は海外でも日本料理の店が増えたためか、海外発の便でも和食がきちんとした味で出されることが増えてきていると感じます。今回はCAさんと相談して和食を選びました。ロンドン発とフランクフルト発の肉料理はいつも硬くて、もう二度と選ばないと決めてるので、ミュンヘン発の肉料理がどうなのか試したい気持ちもありましたが、CAさんは「おそらく硬い」とのことでしたので和食にしました。

和食はちょっと残念

その和食の前菜が来ました。残念ながら日本発の和食のような華やかさは感じられない前菜でしたが、日本酒を2種類頂いて飲み比べをしました。

少し華やかさに欠ける前菜

前菜は見た目も残念でしたし、味もイマイチでやはり日本発の和食には勝てないのかと思いましたが、主菜の鮭照り煮は期待を裏切る美味しさでした。味もよく染みていて、日本酒よりはご飯で頂くとよい味つけでした。

主菜の味はよかった

そのご飯ですか、見慣れた米の形ではありませんでした。どちらかと言うと縦長の米で、タイ米ではないのですが、国内で一般的に売ってるジャポニカ米ではないと思いました。もしかしたらヨーロッパで入手しやすい米を使っているのかもしれません。しかし、炊き方はしっかりしており、米の形以外は味も食感も日本で食べるお米と同じでした。
主菜まで食べ終わるとデザートですが、このあとに軽食を頼むつもりだったのでパスしました。

カレーに赤ワインは意外と合う


機内が落ち着いた頃に軽食のビーガンカレーを注文しました。いつもはカレーと一緒にビールを頼むのですが、今回は赤ワインとサラダを一緒に注文しました。

カレーと一緒に赤ワインをオーダー

ミュンヘンのラウンジでサラダが食べられなかったので、機内で頂きました。今までサラダを頼んだことはなかったのですが、ちょうどいい量で、胡麻のドレッシングもよく合ってました。また、赤ワインとカレーの組み合わせも頂いてみると、なかなかよかったです。

凝縮感の高いビーガンカレー

 

食べ終わる頃には着陸まで9時間程度で、ここから寝ることにします。着いたらそのまま会社なので、ここでの睡眠の質が翌日にも大きく影響しそうです。

久しぶりにぐっすりと寝れた

朝食は和食をチョイス

機内が明るくなったことに気づいて目が覚めましたが、この時点で着陸まで2時間を切っていました。長距離便では着陸の2時間半前くらいに機内を明るくして、朝食が始まるのですが、周りの乗客は既に朝食を食べ終わったみたいでした。起きるとすぐにCAさんが来て、朝食の注文を取りました。朝食も和食を選びました。すぐに運ばれてきて、慌てて食べる感じになりましたが、それにしてもよく寝ました。

まもなく着陸

7時間くらいは寝たのではないでしょうか?最近は機内で横になっても5時間寝られれば長い方だったのですが、今回はよく寝ました。これで会社でも気分良く働けそうです。朝食を食べて最後にお茶を頂いて一服すると、もう日本上空で着陸態勢に入りました。よく寝た修行も終わりです。羽田空港には定刻よりも15分ほど早く着きました。これならラッシュに巻き込まれずに会社に行けそうです。

雨の羽田に到着


さて、ライフタイムマイルの確認です。

目標のミリオンマイラーまて残りあと43万3791マイルです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。