big-sugarのミリオンマイラーへの道

ANAのミリオンマイラーを目指してます

OKAタッチの直後のミュンヘンタッチ(ミリオンマイラー修行 その37)

OKAタッチのあとのMUCタッチ

那覇から羽田に来てそのままミュンヘンへ

OKAは那覇空港の空港コード、MUCはミュンヘン空港の空港コードです。OKAから羽田経由でMUCに行って、空港から一歩も外に出ず、入国もせず、また羽田に戻ってくる旅です。

 

国内線から国際線への乗り継ぎ

羽田と那覇を往復した後、羽田空港第2ターミナルの中で国際線ターミナルに移動しました。乗り継ぎ時間は余裕を持ってチケットを取ったため、出発の4時間前にチェックインしました。まだこの時間帯だと出発便が多くないので、空港も空いています。ラウンジもガラガラで数百人収容出来るラウンジに3人しか人がいませんでした。
ゆっくりとシャワーを浴びて食事といきたいところですが、先ほど那覇からの便で機内食を頂いたため、お腹は減ってません。これから乗る便でも機内食が出るので、食事は取らずにサラダだけ頂き、ラウンジのバーで時間を過ごしました。

ラウンジのバーでサラダをいただく
搭乗口は内際兼用

搭乗口は普段国内線が使っている69番搭乗口でした。朝晩の国際線の本数が多い時間帯は国際線のゲートとして運用する方法もだいぶ板についたみたいです。最近はJALさんと共通のゲートマシンに変更になってますが、このゲート、反応速度が今までのゲートよりも遅くなっていて、搭乗券をかざしてからゲートが開くまでしばらくかかります。駅の改札じゃないので、このくらいゆっくり開いても問題ないのだと思いますが、今までのゲートに慣れているので、思わず開く前にゲートにぶつかりそうになります。

普段は国内線は出発する69番搭乗口
深夜発でも機内食はガッツリ出る

23時30分発の深夜便なのに出発は遅れて、ほとんど日が変わってからの離陸となりました。上空で安定飛行に入るとすぐに機内食が配られます。欧米路線は普通はアミューズ、前菜、主菜、デザートが順番に出されるのですが、深夜便のこのフライトはアミューズがなく、前菜と主菜とデザートがワンプレートに全部乗せられて出されます。

機内食は前菜、主菜、デザートが全てワンプレートで出てくる

いつもならゆっくりと味わい、お酒も進むのですが、ワンプレートで一気に出されたので、あまりお酒のおかわりも出来ず、物足りない夜食になりました。足りない人は軽食を頼んでくださいと言うことだと思います。案の定、ちょっと足りないので、サンドイッチかきつねうどんを頼もうとCAさんに相談しましたが、うどんの方がオススメとのことでうどんを注文しました。機内でうどんを食べたのは初めてです。このうどんですが、汁は美味しいのですが、麺が硬くて食感もイマイチでした。機内の豚骨ラーメンの麺はのびのびでフニャフニャであることが多く、うどんは硬い。足して2で割りたい気分になりました。

うどんの麺は食感がイマイチだった
食後に就寝

うどんを食べた後はお休みの時間です。既に機内は暗くなっており、ほとんどの人は寝ています。ここで私も寝ることにしました。
深夜便で、更に機内食を食べたので就寝したのは日本時間で午前3時頃ですが、そこからまだ12時間もフライトタイムがあります。途中目が覚めましたが、結局トータル9時間くらい寝ました。機内でここまで多くの時間寝れたのは初めてでした。
到着の3時間前に機内の明かりが点き、2回目の機内食のオーダーがありました。私は和食を頼みました。いつも2回目の機内食は和食を頼むことが多いです。

2回目の機内食は和食で

ゆっくり食事をしてお茶を飲んだところでようやく窓の外が少し明るくなってきました。しかし着陸態勢に入り高度を下げると、再び暗闇の中を飛行する形になり、早朝のミュンヘンに到着です。まだミュンヘンは夜明け前で、夜中のようでした。

 

ミュンヘン空港内でタッチ

ココからがタッチ本番です。タッチを容易にするには、わざわざ入国はしないで国際線から国際線の乗り継ぎでイミグレーションを通らないのがポイントですが、事前にミュンヘン空港の乗り継ぎがどうなってるのか調べられず、ぶっつけ本番のタッチです。出口の案内に従って進むと、下のフロアから続く長蛇の列に遭遇しました。「まさかこれが乗り継ぎの列か?」とイヤな予感がしましたが、係員が乗り継ぎは先に進めと叫んでいたので、その列を横目で見ながら乗り継ぎの方に進むことができました。おそらくあの長い列はドイツ入国の列で、早朝でイミグレーションのカウンターが一つしか開いておらず、そこに到着便が重なったためにものすごい列になっていたのだと思います。イミグレーション抜けるまで1時間以上はかかる感じでした。

入国は長蛇の列
乗り継ぎ後はラウンジで

乗り継ぎのカウンターではセキュリティチェックだけで、搭乗券の確認もありませんでした。セキュリティを抜けるとそこは見たことのあるエリアで、国際線の出発フロアでした。あまりにもすんなりと来たのでちょっと拍子抜けしましたが、これで無事にタッチできそうです。

国際線から国際線への乗り継ぎは拍子抜けするほど簡単だった

出発まではまだ時間があるので、ルフトハンザのラウンジで時間を過ごしました。帰りの便でも機内食を頂くので、ここではサラダと飲み物だけ頂きました。

ルフトハンザのセネターラウンジで時間を過ごす
旅も折り返し

3時間弱ラウンジで過ごして、先程まで乗っていた機体に再び搭乗です。同じ席を指定しても良かったのですが、帰りは左右反対側の席にしました。
離陸してまた機内食が始まりましたが、帰りは洋食の肉料理と決めていました。3ヶ月くらい前に同じミュンヘンから羽田まで利用したとき、肉料理か和食か、迷って結局和食にしたのですが、イマイチだったので今回は肉料理です。フランクフルト発やロンドン発の便だと肉料理の肉が硬いことがほとんどで美味しくないのですが、前回ミュンヘン発の便でCAさんに聞いたらミュンヘン発の肉料理は柔らかいと教えてもらったので迷わず肉料理のチョイスです。
期待していた肉料理は期待に違わず柔らかくて美味しかったです。

CAさんの情報通り、肉料理は美味しかった
ビーガンカレー

行きの便でCAさんに「帰りのフライトではカレーがありますよ」と教えて頂いていたので、食事の後はビーガンカレーをオーダーしました。この野菜の水分だけで煮詰めた凝縮感がたまらないカレー、私は大好きです。
カレーと一緒にガーデンサラダも頂きました。このサラダはCAさんが盛り付けるらしく、量も調整可能だったので大盛りにしてもらいました。以前牛丼を機内で頂いた時に赤ワインと一緒に頂いてよくマッチしていたので、今回はカレーに赤ワインで頂きました。これも意外と合っていたと思います。軽食はいつもビールで頂いてきたのですが、これからはワインと合わせていこうと思います。

名物のビーガンカレー

カレーを食べ終わったところで着陸まであと9時間となりました。CAさんに聞いたら、着陸の3時間前に2回目の機内食を始めるとのことなので、今すぐ寝ても睡眠時間は6時間しかありません。明日の朝は羽田に着いたらそのまま仕事なので睡眠不足は痛いです。

 

早朝の羽田到着

結局起きたのは着陸の2時間半前で、機内食が既に始まっていました。周りの乗客は食べ終わるくらいの感じです。起きるとすぐにCAさんが来てオーダーを取りました。朝食は和食をオーダーしました。寝起きということもあり、2回目の機内食はどうしても和食を選ぶことが多いです。たまには洋食にしようと考えてても、いざオーダーの時になると「和食で」と言ってしまいます。

2回目の機内食は帰りも和食で

さて、機内食も食べ終わり、食後のお茶も飲み終わると日本の領空に入ってきます。今日は雲ばかりで陸地は見えませんでした。千葉県の上空で雲の切れ間から少しだけ地上が見えましたが、あとは羽田空港の直前まで雲の中でした。羽田に着陸すると、窓が曇ったのが印象的でした。

早朝の羽田空港に到着

 

さてライフタイムマイルの確認です。

目標のミリオンマイラーまで残りあと43万6164マイルです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

ミュンヘンタッチ直前のOKAタッチ(ミリオンマイラー修行 その36)

ミュンヘンタッチ直前の那覇往復

昼過ぎの出発なので羽田空港は比較的落ち着いていた

今回は羽田から那覇を往復して、そのままミュンヘンに飛び那覇タッチとミュンヘンタッチを連続で行います。全行程42時間の強行軍です。那覇空港は空港コードで「OKA」なので、修行僧の間では「OKAタッチ」と言われるものです。

チェックインでまたもやトラブル

今回は那覇発ミュンヘン行きのチケットと羽田から那覇のチケットを組み合わせているので、那覇空港で乗り継ぎの扱いにしてもらうためにスイートチェックインカウンターで手続きをしてもらうつもりでした。

乗り継ぎの手続きが出来なかったスイートチェックイン

ですが、カウンターに行くと別切りのチケットなので出来ないと言われました。これまで何回も同じ手続きをしていたのに出来なくなったのは不思議です。ANAが国内線と国際線の発券システムを統一するのはまだ先の話なので、発券システムが変更になって出来なくなったというとこではないと思います。おそらくはカウンターの係の人がやり方を知らなかったのではないかと推測してます。これまで乗り継ぎ手続きした時には、名前の登録が国内線はカタカナで国際線はローマ字なので、これを統一しないと手続き出来ないと係の人が言っていたのですか、今日の係員は端末叩いてNGが出たので出来ないと回答したのではないかと思います。ここで粘ってもダメだと考えて、リクエストはやめました。その代わり、那覇空港では一度外に出てチェックインカウンターでチェックインしないといけなくなりました。もともとタッチなので、到着してから次の便の搭乗開始まで30分弱しかありません。若干面倒ですが、仕方がありません。

 

帰りのアップグレードは可能か?

チェックインしスイートラウンジで帰りの便の空席をチェックしたところ、タッチで帰って来る便に1席だけプレミアムクラスが空いていることがわかりました。ラウンジのコンシェルジュに相談したところ、やはり那覇空港でチェックインしないとダメだか、プレミアムクラスの空席は確保して頂けることになりました。那覇空港でチェックインし、アップグレード手続きをするのですが、那覇から羽田は国際線チケットの国内線区間になるため、アップグレード料金が免税になります。この計算と手続きがいつも時間がかかるので、那覇空港での折り返しの時間内に終わるのかが心配です。

定刻に出発して折り返しの時間がきちんと取れることを願う

 

那覇までは安定の飛行?

離陸からしばらくは安定した飛行なのですが、今日はフィリピンにある台風からの風で沖縄付近に雨雲が次々とやってきています。案の定、奄美を過ぎたあたりから揺れ始め、着陸の30分前からシートベルトサインが点灯しました。しかし、降下中も思った程は揺れず、那覇空港が近づいた時には天気も回復していて、大きな揺れもなく無事に着陸しました。

機材は最新鋭のB787-10 モニターが大きい

 

那覇空港の係員も・・・

那覇の気温は羽田よりも10度も高く、暑かったのですが、それでも時間との勝負なので小走りでセキュリティの外に出ます。出口の1階からチェックインカウンターがある3階に上がり、スイートチェックインの看板を見つけて係員にチェックインをお願いすると、一通り端末を叩いた後「これは国際線のチケットになるのでこのカウンターでは扱えません」と言われました。この間約5分。eチケットの紙を出したんだから、見ただけで国際線のチケットとわかるはずなのに時間の無駄でした。
次に案内された乗り継ぎカウンターでは、カウンターが埋まっていてなかなか順番が回ってきません。ようやくチェックインの作業が始まった時には出発の30分前。20分前までにセキュリティを通らないといけないルールで、遠くの方で羽田行きの人は今すぐゲートを通るように呼びかけられています。そんな中、予想通り係員の作業が進みません。やはり免税の扱いで手間取ってます。ようやく発券されたのは出発の23分前。急いでセキュリティゲートに向かい、ギリギリで通過しました。こうなるのがある程度わかっていたので羽田で乗り継ぎの扱いにならないかを相談したのですが、今後同じパターンのときは羽田でのチェックインに時間がかかっても乗り継ぎにしてもらうようにしたいと思います。

なんとか那覇を離陸

 

帰りはアップグレード

そんなこんなで、やっとプレミアムクラスに搭乗できました。先ほどの着陸のときはそれほど揺れなかったのに、離陸後の飛行はしばらくの間かなり揺れました。離陸から20分くらい経ってシートベルトサインが消えて、機内食が配られ始めました。

那覇路線としてはちょっとガッカリだった機内食

那覇発の機内食は沖縄の郷土料理が出ることが多く、楽しみの一つですが、今回のメニューを見る限り、沖縄らしさはあまり感じられない機内食でした。飲み物にオリオンビールを頼みましたが、積んでる本数が少ないとのことで1本しか飲めませんでした。メニューに葛餅や団子なと、甘味が多くてあまりガッツリとした食事出なかったことも少し残念でした。

 

離陸も着陸も揺れたフライト

食後はチョコレートを紅茶で頂き機内食は終了です。去年までの機内食よりも若干コストダウンした感じがしました。これ以上質は落として欲しくないと思います。

最後はチョコレートに紅茶で〆

離陸後の揺れのため機内食の開始が遅かったことから、紅茶を飲み終わったらもう降下を開始です。降下中も揺れが予想されるとのことで、着陸の20分前からシートベルトサインが点灯し着陸まで消えませんでした。羽田空港到着は定刻から10分遅れでした。
ここから4時間後にはミュンヘンに向けて出発です。乗り継ぎは第2ターミナルどうしなので楽でしたが、ここからは次のブログにて。


ライフタイムマイルの確認ですが、今回は連続の搭乗なので、ミュンヘンタッチから帰ってからの確認のためここでは割愛します。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

クアラルンプール タッチ(ミリオンマイラー修行その35)

クアラルンプールタッチ

今回は東京からクアラルンプールに向かい、空港から一歩も外に出ず、マレーシアに入国もしないでまた東京に戻るという「クアラルンプールタッチ」修行です。

スターアライアンス塗装機に搭乗
2週間で2回目の修行

2週間前にシンガポールからクアラルンプール経由で羽田への修行をしたばかりですが、今回はクアラルンプール往復のタッチ修行です。

タッチ修行と言っても滞在時間数時間のタッチではなく、クアラルンプールに深夜に着いて、次の日の昼過ぎの便で帰って来るタッチです。クアラルンプールでは入国せずに空港内のトランジットホテルに泊まるので、「タッチ感」はあります。

プライオリティパスで「やきすき」

成田空港を14時過ぎに出発する便でクアラルンプールに向かいますが、その前にプライオリティ・パスで「焼きすきやんま」さんで食事を取りました。このお店はプライオリティ・パス専用メニューが用意されていて、客の半数以上が同じメニューを食べてました。レストラン利用が制限されたカードもあるプライオリティ・パスですが、私のプライオリティ・パスはまだ何の制限も受けてないので、レストラン利用ができます。「やんま」さんの食事は上質の牛肉を使った「焼きすき」で、口の中で肉がとろけていく感覚を味わえました。

Zカウンターでチェックイン

食事をした後で成田名物Zカウンターのスイートチェックインで往復分の搭乗券をもらいました。クアラルンプール発券どうしを繋ぎ合わせて往復にしているので、別切りのチケットですが、乗り継ぎ扱いに変更してもらうことで往復の搭乗券発券が可能となりました。クアラルンプールのトランジットホテルは乗り継ぎの搭乗券をチェックイン時に提示する必要があるのですが、これで大丈夫です。

出国後、スイートラウンジにいきましたが、食事をしたばかりで、機内でも機内食を頂くので、ラウンジでは飲み物だけ頂いて搭乗しました。

雨の中を出発
搭乗機はスタアラ塗装機

今日のShipはB787-9スターアライアンス塗装機です。このスターアライアンス塗装機に搭乗するのは2回目です。前回は成田-シンガポールで搭乗しました。外は小雨に変わっており、すっかり暗くなった雨の中を離陸です。上昇中は比較的安定した飛行で安定高度に達したときから機内食が始まりました。今回は洋食の魚料理をオーダーしています。アミューズはいつもと同じANAオリジナルナッツチリパイスティックとパストラミチキンとチーズですが、ドリンクは初めて焼酎を頼んでみました。普段は焼酎は飲まないので、人生3度目の焼酎です。やはり香りがキツいのですが、のど越しはよかったです。パイスティックとの相性もよかったと思います。

いつものアミューズ
珍しく魚料理を選択

前菜はサーモントラウトのコンフィ パースニップとカリフラワーピューレ 鴨のローストとキャロットサラダで見栄えがよく、これは白ワインで頂きました。

見栄えのよい前菜

主菜は鱸のローストハーブ風味 アクアパッツァ仕立てです。これは白ワインのリースリングで正解でした。アクアパッツァは味付け自体に白ワインを使うことが多いので、白ワインばベストマッチですね。デザートは普段はあまり食べないのですが、今日はお腹もすいていたのでプルミエマロンを頂きました。さすがにこれはアルコールではなくコーヒーと一緒にいただきましたが、赤ワインあたりがもしかすると相性もよいかもしれません。

主菜は魚料理
カレーはビーガンではなかった

今日はこのままクアラルンプールの空港ホテルに素泊まりの予定なので、もうちょっと食べておこうと思い、軽食を頼みました。帰国の機内でよく出る凝縮感の高いビーガンカレーは搭載しておらず、チキンとマッシュルームのカレーをオーダーしました。これはこれで美味しいのですが、やはり醍醐のビーガンカレーには勝てないと思いました。

ビーガンではない普通のカレー

カレーを食べたあとはまだ足りない感じがして、スモークチキンと味噌ジンジャーソースサンドイッチも頂きました。最後にカフェイン抜きのデカフェコーヒーをいただき、食事は終了です。東南アジア路線は機内食が1回だけですが、軽食のバリエーションもあるので、大食漢でも満足いく食事内容だと思います。

〆のサンドイッチ

コーヒーを飲み終わると、もうクアラルンプールまで1時間程度となりました。着陸もあまり揺れずにクアラルンプール空港に到着です。

 

トランジットホテル

ここでは入国せずにトランジットホテルに1泊して翌日の羽田行きで帰国する予定です。トランジットホテルの場所をよく確認しないで来たのですが、なんと到着したゲートの隣がトランジットホテルの入口でした。クアラルンプール空港のサテライトは十字型をしていてよく迷いやすいのですが、移動距離2メートルでホテルに到着です。

左の扉がゲート出口、右がホテル入口

このホテル、予約時にチェックインの時間を聞かれず、宿泊プランが12時間のものだったので、チェックアウトが何時なのかよくわかりませんでした。翌日の羽田行きが14時の出発なので、チェックアウト9時とか言われると暇を持て余すなぁ、と考えていたら帰りの搭乗券(成田で発券してもらった)を見て「チェックアウトは12時です」と言われてホッとしました。どうやら、乗り継ぎのフライトの時間に合わせて臨機応変にチェックアウトの時間を調整してくれるみたいで、私の場合は午前0時から正午までの12時間の滞在ということになりました。

このトランジットホテル、施設はかなり古い感じで居心地はイマイチでしたが、入国と出国の必要なし、長い距離を移動する必要なしで着いたらすぐ部屋で休めるということで、施設の古さは我慢ですね。あまり寝られずに動画を見て過ごしましたが、利便性だけはよかったです。

 

まさかの同じスタアラ塗装機

翌日は同じ飛行機で帰る運用になってました。東京とクアラルンプールは羽田と成田からのフライトがあり、普段は夕方の成田発がクアラルンプールに到着すると、翌朝早朝の成田行きで折り返すのですが、なぜか今日は成田発で来た飛行機が翌日14時の羽田行きで戻る運用のようです。ということで、昨日到着したのと同じゲートから出発です。このゲートはトランジットホテルのすぐ隣なので、結局マレーシアでの移動距離は20メートルにも満たない距離で帰国する感じです。さすがにこんな滞在は今までなかったです。

まさかの同じ機体
帰国便では食べまくり

帰りのフライトも離陸は安定していました。天候もよく上昇後すぐに機内食が始まりました。最初にアミューズはチキンサラダのプロフィットロールとスモーク鴨 パプリカとナッツのソース です。このプロフィットロール、サンドイッチの小さい感じのツマミで、一口で食べ終わってしまうような大きさです。ゆっくりの飲み物と一緒に食べたいのですが、一口で終わるので次の前菜まで時間を持て余すことになります。

一口でおわってしまうプロフィットロール

前菜は海老のマリネ ヨーグルトミントドレッシングとタイ風ビーフで、味付けも東南アジアならではの味です。これは白ワインでいただきました。レモンを焼いたものが添えられていたのですが、これは食べるものなのでしょうか?絞ってレモン汁をかけるのであれば焼かないと思うので、食べるもの?どなたか知っていたら教えてください。

焼いたレモンは食べるもの?

主菜は牛フィレ肉のステーキ タイムグレイビーソースです。機内食ではよく出てくるメニューですが、出発地によってお肉の柔らかさがバラついており、傾向としてフランクフルトやロンドン発のフライトだと硬くて美味しくありません。クアラルンプール発でステーキをチョイスしたのは初めてなので肉の柔らかさが気になってましたが、食べてみるとかなり柔らかくて美味しかったです。肉厚なのも海外発ならではでした。

肉厚なステーキ

ここでデザートの時間ですが、今回は軽食を食べたいのでデザートはパスしました。

醍醐のビーガンカレー

軽食はお待ちかねの「醍醐のビーガンカレー」です。野菜を煮込んだ水分だけで作ったという凝縮感の高いカレーでこれをビールではなく赤ワインでいただきました。凝縮感の高いカレーなのでワインの方が合うかなと考えてオーダーしましたが、これが正解でした。「醍醐のビーガンカレー」はレトルトでも買えるみたいですが、1300円するそうです。

お待ちかねのビーガンカレー
ローカルフードを堪能

デザートを食べない代わりに軽食をもう一つ頼みました。「シーフードフライドライスヌードル」です。これはクアラルンプール発のフライトにしか搭載されてない機内食で、海外発のフライトだとこのようなご当地メニューが軽食で出されることがあるので、今回は食べてみたいと思っていました。味付けはマレーシア風を期待していたのですが、醤油ベースの日本風に近い味付けでした。これはこれで美味しかったです。このシーフードフライドライスヌードルは5食分しか積んでないらしく、「もし、最後に余っていたらもう1回オーダーしたい」とCAさんに伝えていたところ、着陸前のサービス終了の時間間際にもう1回お代わりをすることができました。とても美味しかったのでクアラルンプール発の便に搭乗される方は是非お試しください。おそらく期間限定だとは思いますが。

2食も食べてしまったシーフードフライドライスヌードル

2回目のシーフードフライドライスヌードルを食べ終わるともう着陸態勢です。定刻よりも10分の早着でした。

 

さて、最後にライフタイムマイルの確認です。

目標のミリオンマイラーまで残りあと453209マイルです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

クアラルンプールから羽田への修行(ミリオンマイラー修行その34)

本当はシンガポールから羽田

クアラルンプールから羽田のShipはB787-9

今回はクアラルンプールから羽田への修行です。実際はシンガポールからクアラルンプール乗り継ぎで羽田なのですが、シンガポールからクアラルンプールはシンガポール航空なので、ミリオンマイラー修行の対象外のため割愛します。

 

クアラルンプール空港のラウンジで過ごす

クアラルンプールにはANA便出発の4時間前に着きました。4時間あればラウンジホッピングしたいところですが、前回来た時にtravel clubというラウンジの受付で「ラウンジは搭乗便の出発3時間前からじゃないと入室できない。また、ここに入ったら他のラウンジには入室出来ない」とウソみたいなことを言われたのでどこか一つのラウンジに出発4時間を切ってから入ろうと考えてました。シンガポールからの飛行機が遅れたので、入室は3時間20分前になり、結局ラクサをカウンターで作ってくれるマレーシア航空のゴールデンラウンジに入室しました。

ゴールデンラウンジのラクサ(味はイマイチだった)

このゴールデンラウンジですが、いつも冷房がガンガン効いていて、30分もすると震えてくるくらい寒いのですが、それを見越して、今回は少しだけ厚手のものを着てきました。それでもラウンジ出る時には震えてました。ゴールデンラウンジ恐るべし。楽しみにしていたラクサですが、麺をよくほぐさないまま作られてしまい、全然美味しくありませんでした。いくらカウンターで作ってくれると言っても、作る人に依ってダメな時もあると感じました。

優先搭乗は有名無実化?

クアラルンプール空港はシンガポールのチャンギ空港と同じく、搭乗ゲートの待合室に入る時にセキュリティチェックが行われます。搭乗券のチェックもその時に行われるため、日本の空港みたいに搭乗開始時にゲートで搭乗券をチェックしません。そのため優先搭乗もいい加減で、優先搭乗のアナウンスがあると、チェックなしに搭乗が出来てしまいます。知ってる人は最初の優先搭乗案内で乗ろうとするので、ダイヤモンドメンバーの優先搭乗時に信じられないくらいの人が乗り込む時があります。もう少し秩序を保った搭乗を確保して欲しいと思うときがあります。今回も何人かは、「この人ダイヤモンドメンバーじゃないよな」という人が止められることなく搭乗してました。搭乗券の目視確認くらいはやるべきと感じます。

いよいよ離陸
ウエルカムドリンクが違います

搭乗すると、ウェルカムドリンクのサービスがあります。ANAのビジネスクラスのウェルカムドリンクはスパークリングワインとオレンジジュースが定番ですが、クアラルンプール発の便はグアバジュースが提供されます。これが美味しいので楽しみにしてました。

まずはアミューズから

出発はほぼ定刻でした。離陸してしばらくすると安定飛行に入り、機内食が始まりました。まずは白ワインでアミューズを頂きます。今日のアミューズはチキンサラダのプロフィットロールとスモーク鴨、パプリカとナッツのソースです。スモーク鴨はイマイチ白ワインには合いませんでしたが、チキンサラダのプロフィットロールが美味しかったです。

アミューズは白ワインで
和食で日本酒飲み比べ

今回は和食を選んだので、前菜は華やかな料理が並びました。お酒は日本酒で南部美人と惣誉の飲み比べをします。南部美人は甘い日本酒で肉料理とよく合いそうです。一方で惣誉は香りが強く、魚料理があれば更に美味しく頂けそうです。

和食の前菜で日本酒飲み比べ

岩手のお酒「南部美人」

栃木のお酒「惣誉」
ご飯が違います?

主菜は鶏味噌漬け焼きですが、これは日本酒でもいいですが、ご飯と一緒に頂くのが一番美味しかったです。ところで、このご飯ですが、形から見て日本の米ではないと思いました。日本の米は短粒米がほとんどですが、よく見るとアジアでよく見かける、長粒米でした。でも炊き方がよいのか、味は日本で食べるご飯と遜色ないものでした。海外発の便なので、調達しやすい現地のお米を使うようにしたのかもしれません。

ご飯がちょっと違った?
デザートもいただく

食事が終わるとデザートです。普段はこの時点でお腹いっぱいになり、軽食を後で注文する前提でデザートは食べないことが多いのですが、今日はまだ食べられそうな気がして、フルーツ盛り合わせをデカフェコーヒーと一緒に頂きました。フルーツとデカフェコーヒーは合うのか分かりませんでしたがどうしてなかなかよかったです。

フルーツはコーヒーといただく
ローカル食は美味しかった

フルーツまで頂いて、少しお腹も落ち着いた頃を見計らって軽食を頼みました。クアラルンプール発の便だけに搭載されているシーフードフライドライスヌードルです。麺が米の麺で、おそらく魚醤で味付けしてあるのだと思いますが、日本人の口にもよく合う味でした。現地発のローカル料理は4食程度しか積んでいないので、本当はおかわりしたいくらいでしたが、我慢しました。

クアラルンプール発でしか食べられないシーフードフライドライスヌードル
おかわりしておけばよかった

着陸の1時間前になると機内の明かりが明るくなり、サービスがこれで最後になることがアナウンスされましたが、誰もシーフードフライドライスヌードルはオーダーしてなかったです。やっぱりおかわりしておけばよかったと後悔しましたが、また次にクアラルンプール発の便に搭乗したときの楽しみに取っておきたいと思います。

D滑走路を横目に見ながら着陸

 

それではライフタイムマイルの確認です。

目標のミリオンマイラーまで残りあと45万6554マイルです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。