NGS-HND修行
今回は佐賀でのボランティア活動の帰りに長崎空港から羽田空港までの修行をしてきました。
なぜ長崎空港なのか?
今回は長崎から羽田の搭乗です。佐賀からの帰りなので福岡空港から羽田も考えたのですが、運賃が安かったのとプレミアムクラスにアップグレード出来る確率が高い長崎発を選びました。
佐賀から長崎空港まで公共交通機関でアクセスしようとすると、ちょっと面倒です。JR在来線で武雄温泉まで行き、西九州新幹線に乗り換えて新大村まで乗ります。新大村からは路線バスで15分くらいで空港に着くのですが、そういう乗り方を考慮されたダイヤになってないので、待ち時間がかなりありました。結局、乗車時間は全部足しても40分くらいなのに、待ち時間を合計すると2時間くらいかけて空港に着きました。
地方空港だと空港アクセスが悪いところが多いのが難点です。地元の人は車で空港に行くから問題を感じないのかもしれません。
アップグレード成功
今回は搭乗2日前に空席があったのでアップグレードに成功しています。空港で空席の状況を確認すると、隣が空席になっています。このままなら広い空間を独占出来そうです。
長崎空港にはANAラウンジはありませんが、カードラウンジがあります。但し、セキュリティの外なので、搭乗時刻に余裕を持ってラウンジを出なければいけません。こういうのって、時間を絶えず気にするのでくつろげないですね。
自分へのお土産として
ラウンジで温かいココアをいただきセキュリティを通ります。搭乗口に行くと搭乗時間が10分遅れるとのこと。カードラウンジだとこういう情報がないのでちょっと不便を感じます。
時間があるので、搭乗口近くの売店を覗いてみると、「角すし」というものを見つけました。大村名物と書いてあるので調べてみると、おすすめのお土産として人気があるようです。棚には二つしか残ってなかったので、一つ買うことにしました。プレミアムクラスなので、機内食は出るのですが地元の名物を機内で食べるのもよかろうということで。
プレミアムクラス
搭乗の時間になり、機内に入ります。今回の機材はB787-9のGEエンジン機(78G)です。プレミアムクラスの座席数も28席ありアップグレードを狙いやすい機材です。シートもプレミアムクラスとしては最新鋭でリクライニングが自動だったり、座席周りの収納があるのが特徴です。シートカラーもANAブルーではなく、シックなブラウン基調で落ち着いた感じです。
一番前の座席を指定したので足を伸ばしても壁に届かないくらいの空間があります。
搭乗したときに挨拶に来たCAさんに聞くと、隣と後ろの座席も空席なので自由に使ってもよいとのことでした。長崎空港発にして大正解です。
機内食
離陸してしばらくすると、シートベルトサインが消えたのでシートを倒してみます。フルフラットにはならないですが、落ち着いて眠れるくらいに倒れます。10年前なら国際線のビジネスクラスの座席と言ってもいいくらいです。
シートを楽しんでいるとCAさんから機内食が来るという案内があります。プレミアムクラスのシートを倒してくつろぐ時間は実は非常に短く、離陸後シートベルトサインが消えてから機内食が来るまでの数分と、機内食を食べ終わってから最終の着陸態勢に入るまでの10分~20分程度です。せっかくシートが大きく倒れるのに、それを楽しむ時間が短いのは、少しもったいない感じがします。
機内食と飲み物が来ましたが、せっかく買った角すしを日本酒で食べたいと思ったので、日本酒をオーダーしました。
さて角すしですが、すし飯の間にかんぴょう・ごぼう・はんぺん・奈良漬の具材を挟み込み、錦糸卵をトッピングした角切りの押し寿司です。これが日本酒とピッタリと合う!機内食が配られる前にほとんど食べてしまいました。
機内食としては、箱弁が配られていますが角すしを食べてから箱弁を食べたので、ちょっと辛口の評価になってしまいます。
ANAでは、幹線以外の路線のプレミアムクラスでは温かくない箱弁が出ます。冬場の箱弁は冷たく冷えて美味しく食べられないことも多いのですが、今回はそこそこ美味しく頂きました。洋食が混ざってはいますが基本的には和食メニューなので、これも日本酒が合います。
羽田到着
角すしと機内食を日本酒と一緒に楽しんでいるあいだに、飛行機は順調に飛行し着陸態勢に入ります。気づけば千葉県の上空に来ていました。夢と魔法の王国の近くを通って羽田空港に着陸です。
ブロックインは国内線ターミナルの一番端の69番ゲートに到着です。
狙った通りにアップグレードに成功し、隣も空席という幸運にも恵まれました。名物の角すしも美味しかったですし、日本酒ともよく合いました。
現在のライフタイムマイル
さて、今回の修行の結果てすが、ライフタイムマイルは以下の通りです。
ミリオンマイラーまで残りあと579533マイルです。
ミリオンマイラーへの道はまだまだ遠いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。