big-sugarのミリオンマイラーへの道

ANAのミリオンマイラーを目指してます

ヨーロッパ三角飛び(ミリオンマイラー修行その42)

ヨーロッパ三角飛び

今回は羽田深夜発の国際線

今回はヨーロッパ方面に向かいます。でもタッチではなく三角飛びをします。

 

三角飛びとは?

国内の修行で三角飛びと言えば、羽田→新千歳→福岡→羽田が有名な飛行経路ですが、今回は羽田→ミュンヘン→フランクフルト→羽田の三角飛びです。ミュンヘンからフランクフルトはANAは飛んでないのでルフトハンザで移動しますが、ここはミリオンマイラー修行にはカウントされないので、羽田→ミュンヘンとフランクフルト→羽田が修行になります。

 

ミュンヘン行きは深夜発

羽田発のミュンヘン行きは数ヶ月前にミュンヘンタッチで飛んでますが、今回は三角飛びで時間的な余裕もあります。ミュンヘン行きは深夜の23時30分発なのに、離陸したあとでしっかりと機内食が出ることも前回に経験済みです。
いつもなら、機内食を美味しく食べるためにお腹をすかして搭乗するところですが、この日は昼ご飯を食べられなかったので搭乗前にもラウンジで食べるつもりでした。

 

ラウンジでお食事

出発の3時間前に羽田空港に到着し、帰りのフランクフルト発の搭乗券を発券してもらおうとしましたが、残念ながら出発の24時間前にならないと発券出来ないとのことでした。タッチなら24時間前になるので帰りの搭乗券を持った状態で出発出来るので安心ですが、三角飛びだと帰りの搭乗券がないままの出発です。

ラウンジで握り寿司をいただく

 

チェックインを済ませてスイートラウンジで食事をします。握り寿司を日本酒でいただき、続いてグラタンをビールでいただきました。

続いてグラタンもいただく

 

前の日に睡眠時間があまり取れなかったこともあり、この時点で既に眠いのですが、ここから搭乗し出発し機内食をいただいてからじゃないと寝れません。先は長いです。

 

揺れに揺れた

前回のミュンヘンタッチのときは出発がかなり遅れて搭乗開始時点で24時を回っていたのですが、今回はほぼ定刻の搭乗開始と出発でした。ただ、離陸後に前線の雲の中を抜けるため、かなり長い時間揺れが続きました。この揺れは私の飛行機人生の中で一番揺れたと思います。よく「ジェットコースターのように揺れた」と言いますが、体が何回も宙に浮く揺れは初めてでした。昔だったら恐怖を感じたかもしれませんが、物が宙に浮いても「今日はよく揺れるな」と楽しんでいました。

 

ようやく機内食開始

ようやくシートベルトサインが消えて機内食が始まります。ミュンヘン便は深夜発ということもあり、ビジネスクラスでもワンプレートで出されます。なので、アミューズは省略で、洋食はデザートが付きますが、和食は前菜の器の数が多いのでデザートはプレートに乗り切らないため省略されてます。また、飲み物もプレートと一緒に出されるため、何種類ものお酒を頼むことが難しいです。

機内食はワンプレートでの提供

 

そんな条件の中、和食と日本酒飲み比べをお願いしました。案の定プレートだけでテーブルを占有してしまうので日本酒のグラスはサイドテーブルに寄せるしかないです。飲み比べをお願いしたらCAさんが香りも比べて欲しいとのことでブラックコーヒー少量を一緒に出してくれました。日本酒を飲むたびにコーヒーを少しだけ口に含むという形で日本酒を楽しみました。CAさんの気配りに感謝です。

日本酒の飲み比べを実行

 

機内食を食べ終わったので寝てもよかったのですがまだ到着まで時間があったので、軽食を頼むことにしました。軽食として海老とツナのサンドイッチとガーデンサラダをお願いしました。サラダはCAさんが盛り付けをするので、大盛りでお願いしました。海老とツナのサンドイッチですが、あまり期待していなかった割にはとても美味しくいただけました。

軽食も美味しかった
ミュンヘンまでは長い

ウクライナへの軍事侵攻のため日本からヨーロッパ行きの飛行機がロシア上空を通過できなくなって以来、実はANA最長路線は羽田-ミュンヘンになったと思います。直線距離ではメキシコ行きが最長ですが、飛行時間ではメキシコシティ-成田が14時間15分、羽田-ミュンヘンが14時間55分なので、ミュンヘン行きが一番長いです。深夜発の便ですが、食事して軽食を食べ終わってもミュンヘンまでまだ12時間もあります。ヨーロッパ時間では、そろそろ夕食という時間です。このまま寝ると明日の夕方から眠くなって辛くなるかもしれないのですが、今回は三角飛びで明日の夜にはまた飛行機に搭乗するため時差ぼけはあまり感じずに済みそうです。ですので、眠くなってきたので素直に寝ることにしました。

 

まだ5時間もある

十分に寝たと思い起きましたが、それでもミュンヘンまではあと5時間も残っていました。ミュンヘン時間で言うと午前1時です。これだと着いてからの1日がとても長くなり、疲れてしまうかもしれませんが一度目が覚めたらなかなか眠れない性格なので、このまま起きることにしました。

 

2度目の機内食

2回目の機内食は到着の2時間くらい前に始まります。あまりお腹が空いてなかったのですが、洋食をいただくことにしました。この洋食は量も少なく、これならなんとか食べきれそうです。食べ終わって、緑茶をいただきます。そろそろ朝になる時間帯なのでこれで目を覚ます作戦です。

寝坊しながらも朝食をいただく

ミュンヘンにはほぼ定刻に到着しました。ここからフランクフルトへはルフトハンザのフライトに乗り継ぐのですが、ANAのミリオンマイラーにはカウントされないフライトなのでここでは割愛します。

 

フランクフルトで半日を過ごす

フランクフルトに到着後、空港から中央駅に行くことにしました。何回かフランクフルトに来ていますが、なぜか今回は空港内で迷いました。まず、切符の買い方がわかりません。行きたいのは中央駅なのですが、券売機に中央駅が出てきません。スマホで運賃を調べて、同じ額になる駅を選んで買いました。ドイツの鉄道は改札がないので切符を持たなくても乗車は可能です。でも、車内検札が抜き打ち的にあり、もし切符を持っていないとたとえ外国人旅行客でも問答無用で罰金を支払うことになります。なので、同じ運賃の切符を持っていればなんとかなるだろうという判断です。結局、検札は来なかったので、切符を持ったまま中央駅に着きました。

思わぬ苦労をして着いたフランクフルト中央駅
フランクフルトでラーメン

中央駅まで来たのは駅近くの人気ラーメン店で食事をするためです。お店に着いたのは14時くらいですが、この時間でもほぼ満席でした。皆さん、ラーメンを少しずつ食べながら語り合っています。私みたいにラーメンを速攻で食べて店を出る人は皆無で、こちらの人はラーメンを酒の肴としていることがわかりました。でも、1時間とか2時間経って伸びたラーメンを食べて美味しいのだろうか?

中央駅近くの人気ラーメン店で食事

中央駅から空港に戻ります。切符は往復で買っていたので、今回はそのまま電車に乗車です。結局、帰りも検札に会うことはありませんでした。

 

ラウンジでシャワーを浴びる

フランクフルト空港に到着し、チェックインしてセキュリティを抜けます。出国審査はパスポートを見てスタンプを押すだけの簡単なもので通過しました。国際線の搭乗エリアにあるルフトハンザのセネターラウンジに向かいます。このラウンジは広々としており、シャワーブースもたくさんあるので使い勝手がよいです。早速シャワーの使用を申し込みシャワーを浴びました。髭も剃り、服も着替えてリフレッシュします。フランクフルトから羽田のフライトは夜の時間帯に出発なので、乗る前のリフレッシュは重要です。

このラウンジは使い勝手がよい
フランクフルト発の肉料理は・・・

搭乗後、定刻から10分遅れで出発しました。羽田からミュンヘンに来るときと異なり、上昇中の揺れも少なく、安定飛行に入ると同時に機内食が始まりました。最初の飲みものはシャンパンにしました。機内であまりシャンパンは飲まないのですが、今日は喉がいつもより渇いていた(ラーメンのせいかも?)のでアミューズと一緒にいただきました。機内で飲むジャンパンは意外と美味しかったです。

機内でシャンパンを飲むのは珍しい

そして料理のオーダーですが、フランクフルトの肉料理は硬くて美味しくないことがほとんどなので、洋食の魚料理にしました。

 

洋食のアペタイザーはビーツでマリネしたスモークサーモンです。見た目はちょっと驚くような色です。そして、合わせる飲み物として、白ワインの飲み比べをしました。積んでる白ワインはアルゼンチンのソーヴィニオン・ブランとフランスのシャルドネです。サーモンを食べてみると、熱を通してないのではないかと思うほど生の食感に近かったです。そして味はサーモンの上にほのかにビーツの味がアクセントとして乗っている感じです。これは白ワインとの相性も抜群でした。

見栄えも食感もよかったアペタイザー
アペタイザーもメインディッシュも魚

メインディッシュは鱸のソテーと大麦のリゾットです。これも白ワインと合わせたいところです。通常のフライトではビジネスクラスで提供されている白ワインは2種類だけなのですが、今回は3種類積んでいるとのことで、フランスのシャルドネをおかわりして追加でオーストリアの白ワインをいただきました。このオーストリアの白ワインと鱸のソテーが一番相性がよかったと思います。大麦のリゾットもあまりしつこい感じがせず、よかったと思います。

鱸のソテーは味がよかった
デザートはPass

メインディッシュを食べ終わりデザートの時間ですが、今日は軽食を2種類食べたいと思ったのでデザートはお断りしました。軽食はまず第1弾としてバーベキューチキンとグリルドベーコンのバゲットサンドイッチにガーデンサラダを大盛りにして茅乃舎の野菜スープとビールをオーダーしました。このバーベキューチキンとグリルドベーコンのバゲットサンドイッチですが、フランクフルト発限定の軽食です。カリっという外側に対して中にベーコンが入っていて、食感も味もよかったです。フランクフルトではこのような味が好まれるのでしょう。

フランクフルトの味がした?

軽食もう一つとしてヴィーガンカレーを食べたかったのですが、さすがにお腹がいっぱいになってしまったので諦めました。こんなことならデザートを食べればよかったと後悔です。

 

睡眠時間は・・

お腹もふくれたところで就寝です。今後の飛行時間を考えると6時間以上は眠れそうです。睡眠不足もありすぐに眠ることができました。起床して周りを見ると機内の照明がついており、周囲の乗客も2回目の機内食を食べ終わっている感じです。完全に寝坊しました。起きるとすぐにCAさんが朝食(日本時間では夕食)のオーダーを取りに来ました。朝食も洋食をお願いしました。洋食はタリオリーニのトマトソースです。海老のグリルの香ばしい香りが食欲をそそります。それほどお腹は減ってなかったのですが、ペロリといただきました。

意外とペロリと食べられた
帰国

食事が終わる頃には日本上空に到達していました。最後にお茶をいただき終わるともう羽田は目の前です。着陸態勢に入り、都心上空を通過するルートで羽田に向かいます。この時期は日の入りが早い時期だったので、都心のイルミネーションを眼下に望みながら羽田に着陸です。

都心のイルミネーションを見ながら羽田へ着陸

羽田→ミュンヘン→フランクフルト→羽田というホテルに泊まらず飛び続ける三角飛びでしたが、ビジネスクラスを横になって眠れたこともあり、それほど疲れを感じることなく帰途に就きました。

 

さて、ライフタイムマイルの確認です。

今回のフライトで60万マイルを超えてきました。

目標のミリオンマイラーまで残りあと394674マイルです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。