big-sugarのミリオンマイラーへの道

ANAのミリオンマイラーを目指してます

羽田⇔那覇 OKAタッチ(ミリオンマイラー修行 その5)

OKAタッチ修行

クアラルンプール発券の目的地が那覇なので、羽田から那覇までと、別切りで那覇から羽田まで戻る「OKAタッチ」修行をしてきました。

羽田空港はクリスマス一色

 

OKAタッチとは

〇〇タッチとはその空港まで行き、空港から外に出ることなく出発した空港に戻る(多くは乗ってきた飛行機に再び乗って戻る)修行僧の合言葉みたいなものです。〇〇のところに空港の名前が入ることが多く、ここに空港コード(世界中の空港はアルファベット3文字の空港コードを持っている)を入れて呼ぶことが多いです。今回行く那覇空港は空港コードが「OKA」なので「OKAタッチ」と呼ばれ、修行僧の間では一番有名な修行の行程になります。他にも石垣空港往復の「ISGタッチ」とか国際線だとシンガポール往復の「SINタッチ」などが有名です。

今回はクアラルンプール発券のチケットで羽田から那覇まで行き、チケット上では那覇に滞在することになっているけど、実際の生活は関東なので別切りの片道チケットで戻ってきます。だったらわざわざ那覇まで行かずに、クアラルンプール発券で羽田までにすればいいのに、と思うかもしれませんが実はクアラルンプールから羽田までのチケットとクアラルンプールから羽田経由で那覇までのチケットの値段がほとんど同じなのです。ですので、少しでも安い値段でライフタイムマイルをGetしたい自分にとっては、羽田で止まらず、那覇まで行った方がお得という計算になります。

アップグレードならず

クアラルンプール発券の国際線チケットだと国内区間は普通席になります。ここでプレミアムクラスにアップグレードしたいところですが、国内線のチケットが搭乗の2日前の午前0時からアップグレードが申し込めるのに対して、国際線チケットの国内区間のアップグレードは、搭乗当日に空港カウンターでしか手続きできません。人気の羽田-那覇なので2日前にはプレミアムクラス満席で、おそらくはアップグレードの空席待ちも2日前から入っていると思われ、当日の朝に空港で申し込んでも勝ち目はないと思います。ですので、今回はアップグレードは申し込んでません。

スイートラウンジにて

行きが普通席確定なので、羽田でチェックインしたあとはスイートラウンジで軽く食事をいただきます。帰りの便はプレミアムクラスを予約してあるので、あまりたくさん食べるつもりはなかったのですが、おにぎりの他にカレーパンが美味しそうだったので取ってしまいました。この日はラウンジは比較的空いており、落ち着いた時間を過ごせました。

スイートラウンジで軽い朝食
搭乗

搭乗時間が近づいたので搭乗口に行くとものすごい混雑ぶり。どうやら修学旅行の高校生が同じ便に搭乗するようです。

搭乗する順番ですが、ダイヤステータスのグループ1、続いてプラチナ/SFCステータス、スターアライアンスゴールドメンバーのグループ2の順ですが、なんと高校生はその直後のグループ3の前に搭乗だそうです。おそらく機体後方のすべての席を高校生が占めるため、後に乗せると混雑と混乱が長引くので、一般のお客さまよりも先に乗せて席に座るまでの時間を稼ぐ作戦のようです。修学旅行の団体客は座席を全部埋めてくれるので、航空会社にとってはありがたいお客様ですが一般客から見たら「なんで俺たちより先なの?」と思ってしまうかもしれません。

修学旅行生に占拠された搭乗口
離陸から安定飛行へ

今回は出発で離陸を待たされることなく離陸、順調に高度を獲得し安定飛行に入りました。普通席の座席はバルクヘッドと呼ばれるブロック最前列の窓側席です。ラッキーなことに隣が空席でしたので、ゆとりある時間を過ごせました。昨日、クアラルンプールから羽田の間に見ていた動画の続きを最後まで見ることができました。

バルクヘッド席なので足元はゆったり
那覇は南風

那覇が近づいてきました。飛行コースから見る限り今日の那覇は南風のようです。那覇行きの便は南風のときは定刻よりも早めに着くことが多いです。これは北風のときは一旦沖縄本島の南側まで抜けてから進路を北に取り直して着陸するのに対し、南風のときは本州から飛んできてそのまま南向きで那覇空港に着陸するためです。だいたい10分から15分くらいは早く着く感じです。しかもこの日は偏西風が弱く、途中もスピードが落ちなかったため、20分も早着しました。

北から那覇空港に進入
タッチの時間が伸びた

OKAタッチの場合、B777やB787の大型機はTAT(ターン・アラウンド・タイム=折り返しに要する時間)が55分に設定されていることが多いです。今回の便も55分で羽田に戻るはずでしたが、20分も早着したのでTATが1時間15分になりました。

ポーたまのチャンス

TATが1時間15分になったので、ポーたまのおにぎりを買うことにしました。ポーたまというのは沖縄グルメの一つ「ポークたまごおにぎり」を販売するお店で、那覇空港内に2店舗お店があるのですが、いつも大行列で日中は30分以上並ばないとまず買えません。OKAタッチはTAT55分と言いましたが、実際には出発の20分前には搭乗手続き締め切りでそれまでにセキュリティゲートを通過していないといけないので、自由に動ける時間は30分もありません。コロナ禍では人の数がそれほど多くなく、OKAタッチでもポーたまのおにぎりを買えたのですが、コロナ後は人も増えてポーたまの人気も更に高まり、とても30分では買えない感じになっていました。

それが今日は1時間近く空港で時間が取れたのでポーたまのおにぎりを買うことにしたのです。しかし、残念ながら到着ロビーのお店はやはり長蛇の列。これでは間に合いそうもありません。そこで国際線ターミナルにあるお店まで行くことにしました。

国内線ターミナルからは早歩きで5分くらいかかりましたが、列に並んでいる人は3人だけ。これなら楽勝だ!と思いきや、この店ほとんどワンオペに近い形なので、一人の注文を取ったら調理開始して調理途中で次の人の注文を受けて・・・みたいな感じで列がなかなか先に進みません。結局自分の順番まで20分もかかり、しかも注文後に「出来上がりまで15分」と言われる始末。全然回ってない店でした。でもここまで来て諦めるわけにはいかないので、搭乗まで時間がないことを説明して急いで作ってもらいました。

結局15分かかるはずの調理は7分で完了し、おにぎりをGet。急いで国内線ターミナルに戻ります。セキュリティゲート締め切りの5分前になんとか通過。ホントにギリギリでした。最初から到着ロビーの店に並んだ方が早かったような気がします。

ポーたま 国際線ターミナル店

搭乗口まで急いで来たら、ここでもものすごい人だかり!なんと帰りの便も修学旅行の高校生が大量に乗り込むみたいです。

帰りの便も高校生軍団搭乗!

 

帰りの便に搭乗

帰りの便はプレミアムクラスを予約していたので、機内食が出ますが、せっかく苦労して買ったポーたまのおにぎりを温かいうちに食べたいと思い、離陸して安定飛行に入り機内食が配られ始まると同時に包みをオープンしました。ポーたまのおにぎりはCAさんの間でも有名らしく、私がOKAタッチですぐに折り返す客であることを知っているCAさんから「よく折り返しの時間で買えましたね」とか「いつか食べたいけど、いつも買えないんです」というお声がけをいただきました。

国際線ターミナル店限定の魯肉飯ポーたまおにぎり

機内食が配られましたが、最初におにぎりを食べるためにオリオンビールを2本いただきます。やはり沖縄グルメにはオリオンビールに限る!相性抜群です。

オリオンビールとの相性は抜群!


少々お腹も膨れてきましたが、続いて機内食も頂きます。ANAでは幹線(羽田からだと千歳、福岡、那覇)のプレミアムクラスでは機内食にホットミールが出ます。他の路線だと箱弁でしかも冷たいのでその差は歴然です。せっかくのホットミール、しかも那覇発では沖縄の料理が提供されるので、こちらも日本酒2本で美味しくいただきました。

幹線の機内食はホットミールを提供

日本酒2本いただきました

 

羽田に戻る

食後は機内食についていたチョコ菓子を紅茶でいただきました。那覇から羽田の便は2時間半くらいのフライトが定刻ですが、実際に飛んでいる時間は2時間はなく、寒い時期だと偏西風に乗って1時間半くらいで着くときもあります。おにぎり食べて、機内食食べて、デザートでお茶してたらあっという間に関東近辺まで来ていました。

但し帰りは羽田空港の混雑のため低空で遠回りしたため、ほぼ定刻の到着となりました。

最後は紅茶で〆ました

 

現在のライフタイムマイル

現在のライフタイムマイルは以下の通りです。

ミリオンマイラーまで残りあと574220マイルです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。