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クアラルンプール タッチ(ミリオンマイラー修行その35)

クアラルンプールタッチ

今回は東京からクアラルンプールに向かい、空港から一歩も外に出ず、マレーシアに入国もしないでまた東京に戻るという「クアラルンプールタッチ」修行です。

スターアライアンス塗装機に搭乗
2週間で2回目の修行

2週間前にシンガポールからクアラルンプール経由で羽田への修行をしたばかりですが、今回はクアラルンプール往復のタッチ修行です。

タッチ修行と言っても滞在時間数時間のタッチではなく、クアラルンプールに深夜に着いて、次の日の昼過ぎの便で帰って来るタッチです。クアラルンプールでは入国せずに空港内のトランジットホテルに泊まるので、「タッチ感」はあります。

プライオリティパスで「やきすき」

成田空港を14時過ぎに出発する便でクアラルンプールに向かいますが、その前にプライオリティ・パスで「焼きすきやんま」さんで食事を取りました。このお店はプライオリティ・パス専用メニューが用意されていて、客の半数以上が同じメニューを食べてました。レストラン利用が制限されたカードもあるプライオリティ・パスですが、私のプライオリティ・パスはまだ何の制限も受けてないので、レストラン利用ができます。「やんま」さんの食事は上質の牛肉を使った「焼きすき」で、口の中で肉がとろけていく感覚を味わえました。

Zカウンターでチェックイン

食事をした後で成田名物Zカウンターのスイートチェックインで往復分の搭乗券をもらいました。クアラルンプール発券どうしを繋ぎ合わせて往復にしているので、別切りのチケットですが、乗り継ぎ扱いに変更してもらうことで往復の搭乗券発券が可能となりました。クアラルンプールのトランジットホテルは乗り継ぎの搭乗券をチェックイン時に提示する必要があるのですが、これで大丈夫です。

出国後、スイートラウンジにいきましたが、食事をしたばかりで、機内でも機内食を頂くので、ラウンジでは飲み物だけ頂いて搭乗しました。

雨の中を出発
搭乗機はスタアラ塗装機

今日のShipはB787-9スターアライアンス塗装機です。このスターアライアンス塗装機に搭乗するのは2回目です。前回は成田-シンガポールで搭乗しました。外は小雨に変わっており、すっかり暗くなった雨の中を離陸です。上昇中は比較的安定した飛行で安定高度に達したときから機内食が始まりました。今回は洋食の魚料理をオーダーしています。アミューズはいつもと同じANAオリジナルナッツチリパイスティックとパストラミチキンとチーズですが、ドリンクは初めて焼酎を頼んでみました。普段は焼酎は飲まないので、人生3度目の焼酎です。やはり香りがキツいのですが、のど越しはよかったです。パイスティックとの相性もよかったと思います。

いつものアミューズ
珍しく魚料理を選択

前菜はサーモントラウトのコンフィ パースニップとカリフラワーピューレ 鴨のローストとキャロットサラダで見栄えがよく、これは白ワインで頂きました。

見栄えのよい前菜

主菜は鱸のローストハーブ風味 アクアパッツァ仕立てです。これは白ワインのリースリングで正解でした。アクアパッツァは味付け自体に白ワインを使うことが多いので、白ワインばベストマッチですね。デザートは普段はあまり食べないのですが、今日はお腹もすいていたのでプルミエマロンを頂きました。さすがにこれはアルコールではなくコーヒーと一緒にいただきましたが、赤ワインあたりがもしかすると相性もよいかもしれません。

主菜は魚料理
カレーはビーガンではなかった

今日はこのままクアラルンプールの空港ホテルに素泊まりの予定なので、もうちょっと食べておこうと思い、軽食を頼みました。帰国の機内でよく出る凝縮感の高いビーガンカレーは搭載しておらず、チキンとマッシュルームのカレーをオーダーしました。これはこれで美味しいのですが、やはり醍醐のビーガンカレーには勝てないと思いました。

ビーガンではない普通のカレー

カレーを食べたあとはまだ足りない感じがして、スモークチキンと味噌ジンジャーソースサンドイッチも頂きました。最後にカフェイン抜きのデカフェコーヒーをいただき、食事は終了です。東南アジア路線は機内食が1回だけですが、軽食のバリエーションもあるので、大食漢でも満足いく食事内容だと思います。

〆のサンドイッチ

コーヒーを飲み終わると、もうクアラルンプールまで1時間程度となりました。着陸もあまり揺れずにクアラルンプール空港に到着です。

 

トランジットホテル

ここでは入国せずにトランジットホテルに1泊して翌日の羽田行きで帰国する予定です。トランジットホテルの場所をよく確認しないで来たのですが、なんと到着したゲートの隣がトランジットホテルの入口でした。クアラルンプール空港のサテライトは十字型をしていてよく迷いやすいのですが、移動距離2メートルでホテルに到着です。

左の扉がゲート出口、右がホテル入口

このホテル、予約時にチェックインの時間を聞かれず、宿泊プランが12時間のものだったので、チェックアウトが何時なのかよくわかりませんでした。翌日の羽田行きが14時の出発なので、チェックアウト9時とか言われると暇を持て余すなぁ、と考えていたら帰りの搭乗券(成田で発券してもらった)を見て「チェックアウトは12時です」と言われてホッとしました。どうやら、乗り継ぎのフライトの時間に合わせて臨機応変にチェックアウトの時間を調整してくれるみたいで、私の場合は午前0時から正午までの12時間の滞在ということになりました。

このトランジットホテル、施設はかなり古い感じで居心地はイマイチでしたが、入国と出国の必要なし、長い距離を移動する必要なしで着いたらすぐ部屋で休めるということで、施設の古さは我慢ですね。あまり寝られずに動画を見て過ごしましたが、利便性だけはよかったです。

 

まさかの同じスタアラ塗装機

翌日は同じ飛行機で帰る運用になってました。東京とクアラルンプールは羽田と成田からのフライトがあり、普段は夕方の成田発がクアラルンプールに到着すると、翌朝早朝の成田行きで折り返すのですが、なぜか今日は成田発で来た飛行機が翌日14時の羽田行きで戻る運用のようです。ということで、昨日到着したのと同じゲートから出発です。このゲートはトランジットホテルのすぐ隣なので、結局マレーシアでの移動距離は20メートルにも満たない距離で帰国する感じです。さすがにこんな滞在は今までなかったです。

まさかの同じ機体
帰国便では食べまくり

帰りのフライトも離陸は安定していました。天候もよく上昇後すぐに機内食が始まりました。最初にアミューズはチキンサラダのプロフィットロールとスモーク鴨 パプリカとナッツのソース です。このプロフィットロール、サンドイッチの小さい感じのツマミで、一口で食べ終わってしまうような大きさです。ゆっくりの飲み物と一緒に食べたいのですが、一口で終わるので次の前菜まで時間を持て余すことになります。

一口でおわってしまうプロフィットロール

前菜は海老のマリネ ヨーグルトミントドレッシングとタイ風ビーフで、味付けも東南アジアならではの味です。これは白ワインでいただきました。レモンを焼いたものが添えられていたのですが、これは食べるものなのでしょうか?絞ってレモン汁をかけるのであれば焼かないと思うので、食べるもの?どなたか知っていたら教えてください。

焼いたレモンは食べるもの?

主菜は牛フィレ肉のステーキ タイムグレイビーソースです。機内食ではよく出てくるメニューですが、出発地によってお肉の柔らかさがバラついており、傾向としてフランクフルトやロンドン発のフライトだと硬くて美味しくありません。クアラルンプール発でステーキをチョイスしたのは初めてなので肉の柔らかさが気になってましたが、食べてみるとかなり柔らかくて美味しかったです。肉厚なのも海外発ならではでした。

肉厚なステーキ

ここでデザートの時間ですが、今回は軽食を食べたいのでデザートはパスしました。

醍醐のビーガンカレー

軽食はお待ちかねの「醍醐のビーガンカレー」です。野菜を煮込んだ水分だけで作ったという凝縮感の高いカレーでこれをビールではなく赤ワインでいただきました。凝縮感の高いカレーなのでワインの方が合うかなと考えてオーダーしましたが、これが正解でした。「醍醐のビーガンカレー」はレトルトでも買えるみたいですが、1300円するそうです。

お待ちかねのビーガンカレー
ローカルフードを堪能

デザートを食べない代わりに軽食をもう一つ頼みました。「シーフードフライドライスヌードル」です。これはクアラルンプール発のフライトにしか搭載されてない機内食で、海外発のフライトだとこのようなご当地メニューが軽食で出されることがあるので、今回は食べてみたいと思っていました。味付けはマレーシア風を期待していたのですが、醤油ベースの日本風に近い味付けでした。これはこれで美味しかったです。このシーフードフライドライスヌードルは5食分しか積んでないらしく、「もし、最後に余っていたらもう1回オーダーしたい」とCAさんに伝えていたところ、着陸前のサービス終了の時間間際にもう1回お代わりをすることができました。とても美味しかったのでクアラルンプール発の便に搭乗される方は是非お試しください。おそらく期間限定だとは思いますが。

2食も食べてしまったシーフードフライドライスヌードル

2回目のシーフードフライドライスヌードルを食べ終わるともう着陸態勢です。定刻よりも10分の早着でした。

 

さて、最後にライフタイムマイルの確認です。

目標のミリオンマイラーまで残りあと453209マイルです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。