big-sugarのミリオンマイラーへの道

ANAのミリオンマイラーを目指してます

ジャカルタへの修行(ミリオンマイラー修行その33)

羽田第2ターミナルからジャカルタへの修行

 

今回は羽田からジャカルタへの修行です。ジャカルタは意外と遠く、シンガポールよりも飛行時間がかかります。

 

第2ターミナルで自分で作る海鮮丼

ジャカルタへの便は羽田の第2ターミナルから出発です。朝の便なのですが、スイートラウンジでは、期間限定の自分で作る海鮮丼をやっており、酒の肴として頂きました。

ラウンジのバーでカクテルを頂く

第2ターミナルのスイートラウンジですが、バーとダイニングが別のフロアになっており、ダイニングの食事をバーに持ち込んで酒の肴にすることができません。いつもツマミが淋しいバーだったのですが、海鮮丼で飲めるということで、八仙と満寿泉という2つの日本酒を美味しく頂きました。

自分で作る海鮮丼
隣のゲートは国内線?

搭乗口に向かいましたが、今回の搭乗口は普段は国内線用の搭乗口として使われているところでした。国際線が第2ターミナルに移ってきて、午前中は国際線の搭乗口として使われていることになります。ジャカルタの隣の便は高松行きという表示があり違和感を感じました。

ジャカルタ行きの隣の搭乗口は高松行き?
ビジネスクラスはWiFi無料に

搭乗すると早速CAさんからWiFiのクーポンカードをいただきました。今年の8月終わりあたりからANAのビジネスクラスは機内WiFiが無料で使えることになり、そのためのクーポンカードです。このカードに書かれているパスワードを入力することで搭乗中のWiFiアクセスが無料になります。但し配られるのは1枚だけなので、2台以上の機器をWiFi接続するには2台目以降はこれまで通り有料です。搭乗中に使ってみましたが、動画サイトにはアクセスできないみたいでした。また、ときどき接続が切れてしまうこともありましたが、無料なので文句は言えませんね。

WiFiが無料になるクーポンカード

 

欧米路線の機内食をチョイス

 

離陸して安定高度に達したところで機内食が始まりました。

上昇中には富士山が見えた

 

ANAのアジア路線では、機内食を事前予約するときに欧米路線の機内食をオーダーできます。アジア路線と比べて欧米路線の機内食の方が豪華なことが多いので、基本的に欧米路線の機内食をオーダーしています。本当の欧米路線では和食、肉料理、魚料理から選べるのですが、アジア路線で事前オーダーする場合は選べません。今回は和食が自動的にチョイスされますが、この和食が料亭「奥田」とのコラボした和食でした。1年に1回程度、奥田の和食が出されるのですが、この和食がとても美味しいので選べるときはいつも選んでいます。

「奥田」の和食を頂く

早速前菜が来ましたが、盛り付けも大変美しく味も上品な感じがしました。和食なので日本酒で頂こうと思い、2種類の日本酒の飲み比べをお願いしました。今回の日本酒は栃木の惣誉と岩手の南部美人の2種類です。どちらも和食にピッタリのお酒だったのですが、特に南部美人は野菜の料理にはよく合うなと感じました。

盛り付けも美しい奥田の前菜

続いて主菜の登場です。主菜はかますエリンギ巻きと牛角煮です。魚料理と肉料理の両方が味わえる主菜で、これも日本酒でいただきました。日本酒で頂く和食はとても味わい深く、記憶に残る美味しさだったのですが、この料理が一番合うのはやっぱりご飯だと思いました。日本人に生まれてきてよかったと感じる瞬間でした。

主菜は肉と魚の両方が味わえた
デザートは全路線共通

デザートは欧米路線のデザートというわけではなく、どこの路線も同じデザートが出されます。今回はプルミエマロンをいただきました。飲み物にはコーヒーを頂きました。マロンケーキにコーヒーは相性もよかったです。

デザートはマロンケーキ

最後にコーヒーをおかわりして食事は終了です。搭乗時間の長い欧米路線ならここから軽食を頂くところですが、7時間弱の搭乗時間の路線なのでこのあたりで食事は終わりにします。実はジャカルタに着いた後、シンガポール航空でシンガポールまで乗り継ぐのですが、その機内でも機内食が出るので少し控えました。

 

まるで深夜便

機内は全てのシェードが降りて(液晶のシェードなので降りてるのではなく暗くなってるが正しい表現ですが)明かりも消されて深夜便のように暗いのですが、実際は窓の外は昼間です。でも暗くなったので少しだけ横になりました。せっかくのフルフラットシートなので、利用しない手はありません。

 

ジャカルタは霞んでいた

仮眠から目覚めると、もうジャカルタは目の前でした。外を見ると遠くまで霞んでおり、空気があまりきれいではないことをうかがわせます。

どこまでも空気が霞んでいる

発展の著しいインドネシアの活力を垣間見る気がしました。着陸に向けても大きく揺れることはなく安定した状態で着陸しました。ここからシンガポールに国際線から国際線の乗り継ぎです。ジャカルタ国際空港の国際線どうしの乗り継ぎは、他の空港と違ってものすごく面倒な手続きがあるのですが、ここでは本題から逸れるので割愛します。ジャカルタからシンガポールまでのフライトもANAではないのでミリオンマイラー修行ではないため割愛です。

スカルノハッタ空港に到着

 

それではライフタイムマイルの確認といきたいところですが、帰りのシンガポールからの便と合わせての確認のため、今回はこれも割愛します。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

ミュンヘンから羽田への修行(ミリオンマイラー修行その32)

ミュンヘンからの帰国

ミュンヘンから羽田はB787-9

今回はミュンヘンから羽田への修行です。ミュンヘン発が午前中で羽田には翌日の早朝に着くダイヤです。翌日はそのまま会社に行くので、機内でどれだけゆっくりと休めるかがポイントとなりそうです。

まずはビールを1杯

ミュンヘン空港は空港内で醸造されたビールを飲めるレストランがあります。半年前に来た時はクローズしていたのですが、今回見たら営業していたので、チェックイン前にビールを一杯飲んでから出発となりました。

まずはビールを1杯!

ミュンヘン空港のセキュリティとイミグレーションは毎回すんなりとは通してくれないことが多いのですが、今回は手荷物の折りたたみ傘が引っかかりました。カバンから出せと言われて出すと、TDSチェックされました。TDSとは、違法薬物とか爆発物の検知器で、荷物を専用の用紙で拭いて検査機にかけます。結果はもちろん問題なしでしたか、折りたたみ傘に薬物を仕込んで持ち出そうとする人が多いということだと思います。今後は折りたたみ傘はなるべく預け入れに入れたいと思いました。

ラウンジは食べ物少な目

時間があったので、ルフトハンザのラウンジに行きましたが、朝食の時間帯のためか、食べ物の種類は少なかったです。ホントはここでサラダを食べたかったのですが、トマトと人参しかありませんでした。

ラウンジでは野菜を少しだけいただく

搭乗の時間になり、搭乗ゲートで搭乗券をかざしてゲートを通ろうとするとゲートが開きません。係員のいるカウンターに行き搭乗券をスキャンすると「未チェックイン」の表示が出ました。ナゼ?搭乗券があるのに未チェックイン?よくわからなかったですが、係員が端末を叩いて「問題なし」とのことで搭乗しました。セキュリティチェックの件といい、ゲートを通れない件といい、タダでは乗れないミュンヘン空港恐るべしです。

ミュンヘン発の肉料理は硬いのか?

この日は天気もよく、離陸後比較的早い時間でシートベルトサインが消えました。

航路上の天候はよかった

ANAのビジネスクラスは、最初の飲み物を出してからメニューを聞くときと、メニューを聞いてから飲み物を出す時があるのですが、今日は飲み物が先でした。白ワインと一緒にアミューズのフォアグラボールピスタチオを楽しんだあとにメニューを選びます。

フォアグラボールピスタチオは美味しかった

海外発の便は洋食がいいと言われますが、洋食の肉料理だと肉が硬いことがよくあり、和食にすればよかったと後悔します。最近は海外でも日本料理の店が増えたためか、海外発の便でも和食がきちんとした味で出されることが増えてきていると感じます。今回はCAさんと相談して和食を選びました。ロンドン発とフランクフルト発の肉料理はいつも硬くて、もう二度と選ばないと決めてるので、ミュンヘン発の肉料理がどうなのか試したい気持ちもありましたが、CAさんは「おそらく硬い」とのことでしたので和食にしました。

和食はちょっと残念

その和食の前菜が来ました。残念ながら日本発の和食のような華やかさは感じられない前菜でしたが、日本酒を2種類頂いて飲み比べをしました。

少し華やかさに欠ける前菜

前菜は見た目も残念でしたし、味もイマイチでやはり日本発の和食には勝てないのかと思いましたが、主菜の鮭照り煮は期待を裏切る美味しさでした。味もよく染みていて、日本酒よりはご飯で頂くとよい味つけでした。

主菜の味はよかった

そのご飯ですか、見慣れた米の形ではありませんでした。どちらかと言うと縦長の米で、タイ米ではないのですが、国内で一般的に売ってるジャポニカ米ではないと思いました。もしかしたらヨーロッパで入手しやすい米を使っているのかもしれません。しかし、炊き方はしっかりしており、米の形以外は味も食感も日本で食べるお米と同じでした。
主菜まで食べ終わるとデザートですが、このあとに軽食を頼むつもりだったのでパスしました。

カレーに赤ワインは意外と合う


機内が落ち着いた頃に軽食のビーガンカレーを注文しました。いつもはカレーと一緒にビールを頼むのですが、今回は赤ワインとサラダを一緒に注文しました。

カレーと一緒に赤ワインをオーダー

ミュンヘンのラウンジでサラダが食べられなかったので、機内で頂きました。今までサラダを頼んだことはなかったのですが、ちょうどいい量で、胡麻のドレッシングもよく合ってました。また、赤ワインとカレーの組み合わせも頂いてみると、なかなかよかったです。

凝縮感の高いビーガンカレー

 

食べ終わる頃には着陸まで9時間程度で、ここから寝ることにします。着いたらそのまま会社なので、ここでの睡眠の質が翌日にも大きく影響しそうです。

久しぶりにぐっすりと寝れた

朝食は和食をチョイス

機内が明るくなったことに気づいて目が覚めましたが、この時点で着陸まで2時間を切っていました。長距離便では着陸の2時間半前くらいに機内を明るくして、朝食が始まるのですが、周りの乗客は既に朝食を食べ終わったみたいでした。起きるとすぐにCAさんが来て、朝食の注文を取りました。朝食も和食を選びました。すぐに運ばれてきて、慌てて食べる感じになりましたが、それにしてもよく寝ました。

まもなく着陸

7時間くらいは寝たのではないでしょうか?最近は機内で横になっても5時間寝られれば長い方だったのですが、今回はよく寝ました。これで会社でも気分良く働けそうです。朝食を食べて最後にお茶を頂いて一服すると、もう日本上空で着陸態勢に入りました。よく寝た修行も終わりです。羽田空港には定刻よりも15分ほど早く着きました。これならラッシュに巻き込まれずに会社に行けそうです。

雨の羽田に到着


さて、ライフタイムマイルの確認です。

目標のミリオンマイラーまて残りあと43万3791マイルです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

成田からブリュッセルへの修行(ミリオンマイラー修行その31)

久々のブリュッセル

成田名物 Zカウンター

今回は成田からブリュッセルへの修行です。

 

前日に伊丹タッチを決行

実はこの前日に羽田から伊丹のタッチ修行をしたのですが、飛行時間も短く、あまりトピックもなかったので、ブログとしては割愛します。ライフタイムマイルは加算されていることだけは確認しました。

 

成田名物 Zカウンターでチェックイン

成田空港には朝7時過ぎに着きました。早速Zカウンターでチェックインしようとしましたが、Zカウンターのオープンは7時30分からでした。羽田の第2ターミナル国際線のRカウンターもスイートチェックインのカウンターですが、早朝からオープンしています。成田は便数が少ないのと、早い時間の出発がないので7時半からのオープンなのだと思います。Zカウンターはチェックインが済むと同じ部屋の中に専用のセキュリティチェックがあって全く並ぶことなく手荷物検査が完了します。これは羽田のRカウンターにはない成田だけのサービスなのですが、成田発の国際線はファーストクラスを搭載したフライトがほとんどなく、Zカウンターはダイヤモンドステータスのためだけに開かれている形になるので、そのうちコストダウンで羽田みたいに簡素なものに置き換わってしまうのではないかと思います。

 

スイートラウンジもガラガラ

出国してスイートラウンジに行きましたが、ここもほとんど人がいません。このラウンジはホノルル便が出発する夜の時間帯しか混雑しないと思われます。なんか、宝の持ち腐れですね。

ラウンジではサラダだけいただく

 

搭乗ゲートはラウンジのすぐ下の52番搭乗口でしたので、ラウンジからの移動も楽でした。ブリュッセル便ですが、小さな子供連れが多かったです。夏休みで帰国していた赴任者が家族と一緒に赴任先に戻る感じでしょうか。

ホヌが出発を見送ってくれた

 

機内で初めて焼酎をいただく

出発はほぼ定刻でした。大きく揺れることもなく安定飛行に入り、機内食が始まりました。今回は焼酎を飲んでみようと決めていたので、最初の飲み物は焼酎を選びました。特蒸 泰明と言う焼酎で水割りで飲みましたが、香りがややキツイものの口当たりはよく、美味しくいただけました。

水に見えるが、これは焼酎

 

食事は和食、洋食の肉料理、洋食の魚料理から選ぶのですが、ここ3ヶ月で4回目の東京発なので3種類全部食べたことがあり、何にするか迷いましたが、日本酒の獺祭を積んでいるとのことなので和食を選びました。

 

日本酒の飲み比べを実施

和食の前菜が来たので、日本酒の飲み比べをお願いして、獺祭とinnocent 40を頂きました。innocent 40は獺祭と比べると甘いお酒で、肉料理とか野菜の甘みを感じられる料理によく合います。一方、獺祭は和食に限らず何にでも合うお酒だと感じます。彩り豊かな前菜を、この2種の日本酒で味わいながら頂きました。

前菜は彩りがよい

 

和食の主菜は豚角煮と銀鰈幽庵焼きでしたが、innocent 40で豚角煮を、獺祭で銀鰈幽庵焼きを頂けたので飲み比べをしてバランスよく味わうことができました。

主菜で日本酒の飲み比べ
久々に軽食でラーメンを注文

デザートはフルーツ盛り合わせを頂き、食事が終了しましたが、まだ少し入ると思ったので軽食を食べることにしました。

デザートにフルーツ盛り合わせをいただく

あれば必ず食べることにしているビーガンカレーがあったのですが、今回はラーメンにしました。6月のANAの株主総会で役員の方が「美味しくないと評判を頂いているラーメンの麺を別の麺に切り替える」と話されていたので、そろそろ切り替わるかと思い、CAさんに聞いたところ「改善はされている」とのことだっので注文しました。結果は大失敗で以前と同じ麺だったと思います。CAさんは麺が変わったかどうかは把握していないようでした。麺が変わるときには何らかのプレスリリースがあると信じて、それまではラーメンは封印しようかと思います。

残念ながらラーメンは変わっておらず美味しくなかった
二日酔いの中の朝食

ラーメンを食べ終わり、そろそろ眠ろうと思いましたが、なかなか眠れません。以前はすぐに眠れて6時間くらいは寝ていたのですが、最近は寝付きが悪く、寝ても短い時間で目が覚めてしまうことが多くなりました。今回も寝たのは正味3時間くらいで、若干二日酔いで頭が痛い状態で数時間過ごしました。
到着3時間前に機内の明かりがついて朝食が始まりました。ぐっすりと眠れていた頃は、朝食が始まっても起きることなく、他の人が食べ終わった後に目が覚めて、慌てて食べることが多かったのですが、今回は他の乗客と同じタイミングで頂きました。
お腹があまり減ってなかったので和食をチョイスしましたが、牛玉葱豆腐煮を美味しく頂けました。

二日酔いの中、朝食をいただく
乗り継ぎカウンターに係員が不在?

食後にデカフェコーヒーを頂くと、到着1時間前です。荷物の整理をすると着陸態勢に入り、ブリュッセル空港に到着です。

もうすぐ着陸

ブリュッセル空港は国際線乗り継ぎとシェンゲン国への乗り継ぎで入国カウンターが別れるはずなのですが、シェンゲン国への入国のイミグレーションに係員がいません。どうやら乗り継ぎの乗客が少ないので、入国カウンターを別の場所に集約しているみたいです。ウロウロとしていると、国際線乗り継ぎターミナルの端にシェンゲン入国の小さなイミグレーションがありました。ここで入国審査を受けて、乗り継ぎ出来るようになりました。乗り継ぎのフライトはルフトハンザなので、ミリオンマイル修行には1マイルも寄与しないため、ここでは割愛します。


それではライフタイムマイルの確認といきたいところですが、今回は帰国便で帰国してからライフタイムマイルの確認をしたので、今回の確認はありません。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

アップグレードに挑戦 その2(ミリオンマイラー修行その30)

アップグレードに挑戦 その2

チェックイン時にアップグレードの結果を聞く

前回は羽田からロンドン ヒースローでアップグレードポイント2倍払いのアップグレードに挑戦して、見事にアップグレードに成功しましたが、今回はヒースローから羽田の便でアップグレードに挑戦です。

今回のアップグレードは絶望的

エコノミーを最安運賃で購入し、アップグレードポイント2倍払いでのアップグレードに申し込んでいます。実は羽田からヒースローの便では、搭乗4日前の段階でビジネスクラスにある程度の空席ぎあったので、おそらくアップグレードされるだろうと考えていましたが、今回の帰りの便は搭乗4日前の段階でビジネスクラスが満席でチケットが購入出来ない状態だったので、アップグレードはかなり絶望的です。アップグレードポイント2倍払いでのアップグレードは搭乗当日に空席があることが条件です。半ば諦めかけて搭乗当日を迎えました。搭乗当日の朝に確認してみると、4日前には空席があったエコノミーやプレミアムエコノミーが空席なしで、逆にビジネスクラスに空席が1席だけある状態でした。この状況だと、エコノミーにオーバーブッキングが出て、誰か1人がビジネスクラスにアップグレードされる形になると思いました。

 

今回はエコノミーを覚悟

アップグレードの優先順位は明らかにされてませんが、私が購入したエコノミーはサブクラスLの一番安いチケットだったので、同じエコノミーをもっと高い運賃で購入してアップグレードを希望している人の方が優先されるだろうと思ってました。

ラウンジでの食事は軽めに

案の定、カウンターでのチェックイン時は、今のところ空席はないので搭乗口で確認して欲しいとのことでした。この時点で14時間のエコノミーでの帰国を覚悟しました。
ヒースローのターミナル2のラウンジはシンガポール航空のラウンジが工事のため、ユナイテッド航空のラウンジしか使えませんでした。そのためか、ほとんど満席でソファー席には座れず、パソコン作業をするような高いテーブル位置のあまり居心地が良くない席でビールとサラダだけ頂きました。このあとエコノミーの機内食だと思うと、ラウンジでもっと食べておけばよかったのかもしれませんが、あまり食欲もありませんでした。

 

奇跡が起きた

搭乗開始まで時間はありましたが、万が一の可能性に賭けてみるため搭乗口に早めに向おうと席を立ったところ、ラウンジ内にANAのグランドスタッフの方がいるのを見つけました。ここはユナイテッドのラウンジなので変だなと思って近づいてみると、私の名前を呼んでるではありませんか!名乗り出たら「アップグレードするので搭乗ゲートで手続きして欲しい」とのことでした。

ユナイテッドのラウンジにANAのスタッフが・・・

なんと!1席だけ空いていた空席に運良く繰り上がり当選したのか、はたまたビジネスクラスに多くの当日キャンセルが出て、最低運賃の自分もアップグレード出来たのかはわかりませんが、ホントにラッキーだったと思います。ゲートでアップグレードの手続きしている人は他にはいなかったので、おそらく1席だけの繰り上がりが降ってきたのだと思います。
幸運にもアップグレードできましたが、エコノミーからビジネスクラスへの変更のため、空港利用税が高くなりゲートで110ポンドの清算をしました。約2万円強ですが、円安がホントに効きますね。

ラッキーにもアップグレードできた(一部モザイクをかけてます)
ビジネスクラスに搭乗

搭乗して離陸し順調に上昇し安定飛行に入りました。機内食が始まります。今回は和食を選びましたが、ラウンジでほとんど食べなかったので、美味しく頂けそうです。アミューズはロンドン発の便だけに搭載しているIPAのメトロTOKYOと言う地ビールで頂きました。

アミューズをイギリスのIPAでいただく

このビール、パイナップルの味を感じる不思議なビールでした。名前からすると日本のビールかと思いましたが、れっきとしたイギリス製でした。続いて前菜は日本酒の飲み比べをしました。同じ日本酒でも、肉料理に合う日本酒もあれば何にでもよく合う日本酒といろいろあります。今回の日本酒は肉料理によく合いました。

前菜の彩りはよい

日本酒の飲み比べ
主菜は鯛味噌煮

前菜に続いて主菜です。主菜は鯛味噌煮でした。これがまた日本酒とよく合いますし、ご飯も欲しくなる味付けです。

主菜はご飯が欲しくなる味付け

ロンドン発のANAは和食も美味しいことが多いと感じます。これがフランクフルトとかミュンヘン発だと味もそれほどではなく、ガッカリすることがありますが、ロンドン発ならまずハズレはないと思います。

 

凝縮感の高いカレー

食事が終わりデザートの時間ですが、ここで軽食を頼みました。この便の軽食としてビーガンカレーがあったのですが、これを積んでいるときには必ず頼むようにしています。今回も凝縮感の高い美味しいカレーでした。

野菜の水分だけで煮込んだカレー

そろそろ眠い時間なのですがなかなか眠れず、最後にコーラを飲んてから寝ました。

 

目覚めたら到着直前

5時間くらい寝て目が覚めると、周りはもう2回目の機内食を食べ終わるところにでした。CAさんがすぐに来て、起きてから5分と経たずに朝食です。

慌てて朝食を食べる

朝食は和食を選びました。若干酒が残ってる感じがします。食事が終わると着陸まで1時間です。苦労して(?)アップグレードしたビジネスクラスともお別れです。羽田空港には定刻よりも少しだけ早く着きました。

定刻よりも若干早く羽田に到着

20ポイントのアップグレードポイントを払ってのビジネスクラス、とてもよかったです。


さてライフタイムマイルの確認です。

目標のミリオンマイラーまで残りあと47万6004マイルです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。