big-sugarのミリオンマイラーへの道

ANAのミリオンマイラーを目指してます

アップグレードに挑戦(ミリオンマイラー修行その29)

エコノミーからビジネスにアップグレードできるか?

ドキドキしながらRカウンターで結果を聞く

今回は羽田からロンドンまでの修行です。

 

最安値運賃からビジネスクラスへのアップグレード

 

今回のフライトは1年前にエコノミーの最安値で予約したチケットですが、ダイヤモンドステータスだけの「アップグレードポイントを通常の2倍払えば、当日空席がある場合に限り、どんな運賃からでもアップグレード可能」という特権を利用してアップグレードにチャレンジします。

アップグレードは当日の搭乗手続き時にしか結果がわかりません。ドキドキしながら羽田空港の第2ターミナル国際線に向かいます。神に祈る気持ちでZカウンターに入り搭乗手続きを進めます。本当は出発の24時間前にチェックインできるのですが、その時点だとエコノミー席の座席番号が振られてしまい、なんとなくアップグレードできなさそうに感じてしまうので、当日カウンターで搭乗手続きをします。
搭乗手続きを進めていくと、カウンターのスタッフさんから「今日はアップグレードご案内できそうです」と声がかかりました。

 

アップグレードポイントの「価値」

 

ラッキーなことにビジネスクラスにアップグレードできました。片道12万円ほどのエコノミー席に20ポイントのアップグレードポイントで片道35万円のビジネスクラスにアップグレードできたので、アップグレードポイント1ポイント=11500円相当の価値が出たことになります。これが国内線のプレミアムクラスへのアップグレードだと、一番価値の出る使い方で4ポイント=15000円相当、つまり1ポイント3700円くらいにしかならないのです。また、国際線でアップグレード可能な運賃だと片道26万円の運賃に10ポイントのアップグレードポイントでアップグレード可能ですが、これだと1ポイント=9000円相当の価値になるので、アップグレードポイントを一番有効に使う方法が、2倍払いによるアップグレードだと考えています。但し当日に空席がないとアップグレードできないので、そのリスクを避けるなら、アップグレード可能運賃で乗るのもよいかもしれません。この場合はアップグレードされなかったときに高い運賃でエコノミーになるリスクがありますけどね。

 

安心してラウンジへ

季節限定カクテルをいただく



ということで無事にアップグレードできたので、ラウンジに向かいます。アップグレードされたことで気分もアガり、ラウンジのバーでカクテルを何杯かいただきました。飲み過ぎると機内で美味しい食事が食べられなくなるので、最後はノンアルコールのカクテルで締めてラウンジを出ます。

最後はノンアルカクテルで〆

 

搭乗口は国内線?


搭乗口は通常国内線の搭乗口として使われている搭乗口でした。第2ターミナルでは午前中の国際線出発が多い時間帯に国内線の搭乗口を国際線搭乗口として転用しており、国内線のお客様と混ざらないようにシャッターで通路を隔てて使うようになっています。このシャッターが開いて、再び国内線の搭乗口になるところを実際に見てみたいですが、おそらく国際線の出発のない時間帯に切り替えが行われるので、見ることは不可能だと思います。

69番搭乗口は普段は国内線の搭乗ゲート

3度目の同じメニュー

 

ほぼ定刻に出発です。高度を取り安定飛行になると早速機内食が始まりました。ANAの機内食は3か月で別のメニューに変わるのですが、実はこの3か月間でこのフライトが3回目になります。1回目は和食、2回目は洋食の肉料理を食べたので、今回は洋食の魚料理をオーダーしました。日本発で魚料理を注文することはほとんどないのですが、今回はチャレンジです。

安定飛行まで高度を上げる

ワインの飲み比べ


まずは赤ワインを2種類いただき飲み比べをしました。重厚感の感じられるワインが好みなのですが、片方のワインはまだ若い感じでライトに飲むワインでした。アミューズと前菜にはこの赤ワインが合う感じがしました。

 

この日のアミューズは砂肝とチーズオリーブ、前菜は前菜のスモークホタテとマンゴーラビゴットとカポナータとソラマメのムースでした。

前菜のスモークホタテとマンゴーラビゴットとカポナータとソラマメのムース


メインディッシュの魚料理には今度は白ワインの飲み比べをしました。こちらはどちらのワインでも今回の魚料理によく合っていると感じました。メインディッシュは太刀魚のハーブパン粉焼き サフランソース です。

メインディッシュの太刀魚のハーブパン粉焼き サフランソース
珍しくデザートをいただく

 

メインディッシュを食べ終わり、デザートの順番が来ました。普段はあまりデザートは食べないのですが、今回は魚料理でお腹もそれほど満腹ではなかったので、ムース オ ぺーシュをビールと一緒にいただきました。甘さが控えめでおいしく食べられました。

デザートはムース オ ぺーシュ
軽食は残念な感じ

 

デザートのあとは更に軽食をオーダーします。この便での軽食は定番のラーメン以外にタンドリーチキンのサンドイッチ、鶏親子丼、おにぎりセットがあったのですが、前回のフライトで鶏親子丼が美味しかったので、これをオーダーをビールと一緒にしました。ところが出てきた鶏親子丼は表面は温かいものの、中のご飯が温かくなくボソボソとした食感であまり美味しくありませんでした。

残念ながらご飯がボソボソの鶏親子丼



実は今回の担当のCSさんはロンドンベースのイギリス人の方だったのですが、もしかしたら温める時間を短くしてしまったのかもしれません。昨年、羽田からフランクフルトへのフライトで担当がドイツ人のCAさんだったときがあり、あの時も丼を頼んだら中のご飯がとても冷たかったことを記憶しています。日本人のCAさんにオーダーすると「焼くので時間がかかります」と言われることがありますが、丼は電子レンジで温めた後でオーブンで焼くことで熱を中まで入れるということが日本人CAさんでは常識だけど、外国籍のCAさんだとマニュアル通りに電子レンジで温めるだけで出しているかもしれません。今後は外国籍のCAさんが担当だったときは丼は頼まないことにします。

 

2度目の機内食は和食で

 

お腹も膨れて程よく眠くなったのでパジャマに着替えて眠りました。6時間くらいは寝たかと思います。周りで2回目の機内食を食べている音で目が覚めました。起きるとすぐにCAさんが来て、和食は洋食かを聞いてきます。お腹があまり空いてませんでしたが、少しでも軽く食べられる和食をチョイスしました。

2回目の機内食は和食をチョイス

食後にコーヒーを頂いていると、ヒースロー空港への降下を始めました。空港が混んでいるらしく上空で3回ほど旋回をしてから着陸です。旋回で待たされましたが、到着は定刻の10分前でした。

ロンドン上空で旋回

到着は10分早着

それではライフタイムマイルの確認です。

目標のミリオンマイラーまで残りあと48万2218マイルです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

秋田で湯治(ミリオンマイラー修行その28)

秋田で湯治の修行

今回は羽田から秋田に行き、温泉地を回って一泊二日で羽田に戻ります。

スイートチェックインは工事中でも使える
まさかのモノレール大混雑

羽田発が朝早い時間だったので6時半前のモノレールに乗るため浜松町に行きましたが、羽田空港行きを待つ列がとても長かったです。山手線などはガラガラだったのでモノレールも空いてると考えてましたが、初夏の旅行需要が大きいことを感じました。
羽田空港も予想よりは人が多かったですが、スイートチェックインとラウンジは比較的空いていました。ダイヤステータスを持っているビジネスマンは土曜の早朝には空港に来ませんよね。

ラウンジでの時間は短かった

 

ラウンジでは1時間弱くつろげると思ったのですが、秋田行きはナント沖留めでバスラウンジからの出発です。通常のボーディングブリッジから搭乗するゲートだと出発の20分前から搭乗開始ですが、バスラウンジからだと出発の30前からバス乗車開始なのであまりノンビリできません。スープ一杯だけいただいて、慌ただしくラウンジを後にします。ラウンジからバスラウンジまでの距離もそれなりあるので、出発の40分前にはラウンジを出る形になりました。

 

A321はモニタ付き

秋田行きは沖留め

 

今日の秋田行きはA321neoでした。個人用モニターが付いた機体なのですが、予約した席はバルクヘッド席なので、足元は広いですが、安定飛行に入るまでモニターは使えません。
搭乗に若干時間がかかったものの、ほぼ定刻に出発しました。この時間帯は離陸で混雑するかと思ったのですが、順番待ちもなく離陸できました。

 

フライトは快適


霞ヶ浦上空あたりでシートベルトサインが消えたのですが、もともと距離の短い路線なので、CAさんが飲み物を配って空いたコップを回収したらもう着陸態勢です。シートベルトサインが消えてたのはほんの15分程度でした。

天気も良く景色がよく見えた

 

降下中もほとんど揺れることなく、秋田空港に東側からアプローチして着陸です。天気もよく、快適なフライトでした。

 

帰りのB767は満席

日帰り温泉をいくつか回った

日帰り入浴で温泉をいくつか回り、翌日再び秋田空港に戻りました。来るときはA321でしたが、帰りはB767が投入されてます。短距離路線ですが、需要の大きさを感じます。事前のメールではほぼ満席とのことでした。
昨日と違い今日は揺れが予想されており、シートベルトサインが消える時間は短くなるとの案内がありました。満席の割には搭乗はスムーズで定刻に出発しました。

秋田空港はセキュリティの中にはラウンジなし
タイムリミットは10分


B767特有の「ドッカン上がり」を味わったあとに水平飛行に入るとシートベルトサインが消灯しました。思っていたよりも早い消灯です。ですがそれでもサービス出来る時間は10分とのアナウンスがありました。
CAさんが飲み物を配り始めましたが、全員に飲み物を配ることは出来なかったようです。慌ただしく空いたコップを回収したら再びシートベルトサインが点灯しました。ホントに10分程度の時間でした。

乗ってる時間よりも空港着いてからが長い?

秋田は晴れていましたが羽田は雨とのことで、しばらく雲の中を飛行します。夕方の到着ということもあり、羽田空港の着陸は混雑してました。少し上空で迂回して定刻の10分遅れで着陸しましたが、この日はここからが長かったです。まず着いたゲートがサテライトの406番ゲートで、しかも隣のゲートにもほぼ当時に関西空港から便が到着しました。サテライトに到着した場合、バスで本館に移動するのですが、このバスは飛行機が到着したからすぐに増便されることはなく、5分に1本しか来ません。そこに2便分の乗客が集中したので、捌き切れなくなってました。満員のバスが何本か行った後でようやく乗車することができて本館に移動しましたが、セキュリティの外に出たのは飛行機が着陸してから30分後でした。もう少し時間がかかっていたら、飛行機が飛んでる時間よりも着陸してから外に出るまでの方が時間がかかるところでした。

サテライト到着は要注意

サテライトよりは、必要なバスが用意されてる沖留めの方が早かったと思います。サテライトに便が集中して到着する運用はやめていただきたいと思いました。このサテライトも本館と接続する工事が行われており、25年の春にはバスで行き来する必要もなくなります。ですが、本館からの距離は相当あるので歩いての移動も時間がかかり大変なことになるかと思います。
久しぶりに秋田便に搭乗しましたが、行きも帰りも第2ターミナルの本館ではないところからの発着なのは少し残念でした。地方で小型機しか飛ばない空港への便は沖留めとかサテライト発着が多いのは仕方ありませんが、サテライトが本館に繋がったあとも、国内線用のボーディングブリッジのある搭乗口は増えない(本館とサテライト接続部に3つの搭乗口が増設されるが、その代わり3つの搭乗口が国内線用から国際線用に転用予定のため)ので、沖留めの数は減らないと思います。

 

それではライフタイムマイルの確認です。

目標のミリオンマイラーまで残りあと48万8432マイルです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

新千歳から一歩も出ずに帰京(ミリオンマイラー修行その27)

新千歳空港で1泊

今回は新千歳空港で1泊して羽田へ戻る修行です。

 

到着も宿泊も出発も全部新千歳空港

昨日、新千歳空港に到着し、空港から一歩も出ずにラーメンを食べ映画を見て飛行機の写真撮影をして松尾ジンギスカンを食べて温泉に入りターミナルホテルに1泊しました。

夜は松尾ジンギスカンで食事

今日は朝風呂で温泉に入って寿司を食べて展望デッキで飛行機を見てからの搭乗です。新千歳空港はそれだけで観光が出来る素晴らしい空港だと思います。

定刻の出発か?
アップグレードに成功

今日の羽田への便はスーパーバリューセールで格安で買ったチケットですが、運よくアップグレードポイントでアップグレードできました。機材は78Mで、もともと国際線用のB787-8ですが、今は国内線で運用されています。プレミアムクラス(もともとはビジネスクラス)のシートの数が多いので、アップグレードできました。

座席はプレミアムクラスにアップグレードした

昨日は天候が悪く、遅延する便が続出したのですが、今日は天気もよく定刻に出発しました。搭乗前はしばらくシートベルトサインが消えない予定とアナウンスされてましたが、離陸後10分程でサインは消えました。

機内食はなかなかよかった

早速、機内食が配られます。羽田から新千歳や福岡、那覇は幹線として機内食にホットミールが出ます。その分アップグレード料金が高いのですが、今日はアップグレードポイントでアップグレードしてるので、料金の高さは気にしません。アップグレードポイントを使うならどこの路線でも同じだけアップグレードポイントがかかるので、幹線でのアップグレードに使うのが一番効率的です。
今日の機内食はどれも美味しくいただけました。いつもなら、いくつか並んでいる料理のうち、一つくらいはハズレの料理があるのですが、今日はハズレなく美味しかったです。おかげで最初にスパークリングワインと日本酒を頼みましたが、日本酒はおかわりしてしまいました。

機内食は味もよかった

 

機内食のデザートはティータイムでいただく

いつものようにデザートを残して最後に紅茶と一緒に頂きました。
幹線の中では新千歳から羽田は一番距離も短く、1時間20分くらいで着いてしまうため、ゆっくりと食事をしているとデザートを食べ終わると同時くらいのタイミングで着陸態勢に入ります。

食後のティータイム

羽田空港周辺は比較的すいており、着陸の列にうまくJoinしたために、ほとんど時間をロスすることなく羽田空港に着陸しました。予想よりも揺れが少なく、機内食も満足するよい修行になりました。

都内上空の飛行は景色が楽しい

さて、ライフタイムマイルの確認です。今回の新千歳空港往復はスーパーバリューセールで購入したので、フライトマイルはほとんどつきませんが、ライフタイムマイルは料金に関わりなく乗った距離だけつきます。

目標のミリオンマイラーまで残りあと48万8990マイルです。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

目的地は新千歳空港(ミリオンマイラー修行その26)

新千歳空港から一歩も外に出ない旅

出発地の羽田はあいにくの雨

 

セール運賃が旅行の決め手

今回は羽田から新千歳に向かいます。もともと計画してなかったのですが、ANAのセール価格で安いチケットが出ていたので、新千歳空港から外に出ないで一泊二日を過ごして帰って来るつもりです。

早朝の出発なので新千歳も何も開いてない

セール料金のチケットが発売されてから少し時間が経った時に購入したので、良い時間帯は売り切れており、仕方なく朝7時出発の便を取りました。新千歳空港に8時半に着きますが、さすがにこの時間では店はどこも開いてないかと思います。ラーメン道場が開くまで、どこかで暇を潰すつもりです。

朝早い時間なのでもっと空いているかと思った

 

早朝の羽田空港は空いてない

羽田空港には6時に着きました。この時間はまぁ人も少なく、ターミナルが広く感じられるのかと思ったら、予想以上の人でした。さすがにスイートチェックインは並ばなかったものの、スイートラウンジもガラガラというわけでもなく、ソファーもかなり埋まっている状況。初夏の旅行者が多いことを感じます。

7時出発は自分にとっては早朝便

 

ANA最新鋭機に搭乗

今日のShipはB787-10。国内線に投入されたばかりの最新鋭機です。B787シリーズで一番長い機体だけあって定員も400人を超えますが、今日はこの前の便が欠航になっていたため、満席です。
シートも最新鋭で13.3インチの個人モニターがついています。私はバルクヘッドの席を指定したので目の前にはモニターがありませんが、その分足を伸ばすことができます。搭乗後、機内アナウンスがあり、離陸後15分間は雲の中を飛行するためシートベルトサインが消えない予定とのことです。豪快な飛行が楽しめそうです。

俗に言う「お見合い席」

 

ずっと雲の上

宇都宮上空あたりでシートベルトサインが消えましたが、それほど揺れはありませんでした。眼下は一面の雲で地上は見えません。青森の手前でようやく雲が切れましたがまたすぐに雲がかかる状況でした。

ようやく地上が見えた

雲が完全に切れることなく、千歳が近くなりました。羽田空港は北風運用だったのですが、新千歳空港は南風運用の模様で、一旦空港の北側に抜けてから南下して着陸です。ほぼ定刻の到着でした。

着陸直前でも雲がかかる

 

ライフタイムマイルの確認ですが、今回は新千歳の往復後に確認するのでここでは割愛します。


ここまでお読みいただきありがとうございました。