エコノミーからビジネスにアップグレードできるか?
今回は羽田からロンドンまでの修行です。
- エコノミーからビジネスにアップグレードできるか?
- 最安値運賃からビジネスクラスへのアップグレード
- アップグレードポイントの「価値」
- 安心してラウンジへ
- 搭乗口は国内線?
- 3度目の同じメニュー
- ワインの飲み比べ
- 珍しくデザートをいただく
- 軽食は残念な感じ
- 2度目の機内食は和食で
最安値運賃からビジネスクラスへのアップグレード
今回のフライトは1年前にエコノミーの最安値で予約したチケットですが、ダイヤモンドステータスだけの「アップグレードポイントを通常の2倍払えば、当日空席がある場合に限り、どんな運賃からでもアップグレード可能」という特権を利用してアップグレードにチャレンジします。
アップグレードは当日の搭乗手続き時にしか結果がわかりません。ドキドキしながら羽田空港の第2ターミナル国際線に向かいます。神に祈る気持ちでZカウンターに入り搭乗手続きを進めます。本当は出発の24時間前にチェックインできるのですが、その時点だとエコノミー席の座席番号が振られてしまい、なんとなくアップグレードできなさそうに感じてしまうので、当日カウンターで搭乗手続きをします。
搭乗手続きを進めていくと、カウンターのスタッフさんから「今日はアップグレードご案内できそうです」と声がかかりました。
アップグレードポイントの「価値」
ラッキーなことにビジネスクラスにアップグレードできました。片道12万円ほどのエコノミー席に20ポイントのアップグレードポイントで片道35万円のビジネスクラスにアップグレードできたので、アップグレードポイント1ポイント=11500円相当の価値が出たことになります。これが国内線のプレミアムクラスへのアップグレードだと、一番価値の出る使い方で4ポイント=15000円相当、つまり1ポイント3700円くらいにしかならないのです。また、国際線でアップグレード可能な運賃だと片道26万円の運賃に10ポイントのアップグレードポイントでアップグレード可能ですが、これだと1ポイント=9000円相当の価値になるので、アップグレードポイントを一番有効に使う方法が、2倍払いによるアップグレードだと考えています。但し当日に空席がないとアップグレードできないので、そのリスクを避けるなら、アップグレード可能運賃で乗るのもよいかもしれません。この場合はアップグレードされなかったときに高い運賃でエコノミーになるリスクがありますけどね。
安心してラウンジへ
ということで無事にアップグレードできたので、ラウンジに向かいます。アップグレードされたことで気分もアガり、ラウンジのバーでカクテルを何杯かいただきました。飲み過ぎると機内で美味しい食事が食べられなくなるので、最後はノンアルコールのカクテルで締めてラウンジを出ます。
搭乗口は国内線?
搭乗口は通常国内線の搭乗口として使われている搭乗口でした。第2ターミナルでは午前中の国際線出発が多い時間帯に国内線の搭乗口を国際線搭乗口として転用しており、国内線のお客様と混ざらないようにシャッターで通路を隔てて使うようになっています。このシャッターが開いて、再び国内線の搭乗口になるところを実際に見てみたいですが、おそらく国際線の出発のない時間帯に切り替えが行われるので、見ることは不可能だと思います。
3度目の同じメニュー
ほぼ定刻に出発です。高度を取り安定飛行になると早速機内食が始まりました。ANAの機内食は3か月で別のメニューに変わるのですが、実はこの3か月間でこのフライトが3回目になります。1回目は和食、2回目は洋食の肉料理を食べたので、今回は洋食の魚料理をオーダーしました。日本発で魚料理を注文することはほとんどないのですが、今回はチャレンジです。
ワインの飲み比べ
まずは赤ワインを2種類いただき飲み比べをしました。重厚感の感じられるワインが好みなのですが、片方のワインはまだ若い感じでライトに飲むワインでした。アミューズと前菜にはこの赤ワインが合う感じがしました。
この日のアミューズは砂肝とチーズオリーブ、前菜は前菜のスモークホタテとマンゴーラビゴットとカポナータとソラマメのムースでした。
メインディッシュの魚料理には今度は白ワインの飲み比べをしました。こちらはどちらのワインでも今回の魚料理によく合っていると感じました。メインディッシュは太刀魚のハーブパン粉焼き サフランソース です。
珍しくデザートをいただく
メインディッシュを食べ終わり、デザートの順番が来ました。普段はあまりデザートは食べないのですが、今回は魚料理でお腹もそれほど満腹ではなかったので、ムース オ ぺーシュをビールと一緒にいただきました。甘さが控えめでおいしく食べられました。
軽食は残念な感じ
デザートのあとは更に軽食をオーダーします。この便での軽食は定番のラーメン以外にタンドリーチキンのサンドイッチ、鶏親子丼、おにぎりセットがあったのですが、前回のフライトで鶏親子丼が美味しかったので、これをオーダーをビールと一緒にしました。ところが出てきた鶏親子丼は表面は温かいものの、中のご飯が温かくなくボソボソとした食感であまり美味しくありませんでした。
実は今回の担当のCSさんはロンドンベースのイギリス人の方だったのですが、もしかしたら温める時間を短くしてしまったのかもしれません。昨年、羽田からフランクフルトへのフライトで担当がドイツ人のCAさんだったときがあり、あの時も丼を頼んだら中のご飯がとても冷たかったことを記憶しています。日本人のCAさんにオーダーすると「焼くので時間がかかります」と言われることがありますが、丼は電子レンジで温めた後でオーブンで焼くことで熱を中まで入れるということが日本人CAさんでは常識だけど、外国籍のCAさんだとマニュアル通りに電子レンジで温めるだけで出しているかもしれません。今後は外国籍のCAさんが担当だったときは丼は頼まないことにします。
2度目の機内食は和食で
お腹も膨れて程よく眠くなったのでパジャマに着替えて眠りました。6時間くらいは寝たかと思います。周りで2回目の機内食を食べている音で目が覚めました。起きるとすぐにCAさんが来て、和食は洋食かを聞いてきます。お腹があまり空いてませんでしたが、少しでも軽く食べられる和食をチョイスしました。
食後にコーヒーを頂いていると、ヒースロー空港への降下を始めました。空港が混んでいるらしく上空で3回ほど旋回をしてから着陸です。旋回で待たされましたが、到着は定刻の10分前でした。
それではライフタイムマイルの確認です。
目標のミリオンマイラーまで残りあと48万2218マイルです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。